大原綜合病院(福島県福島市)などを運営する大原記念財団は、患者が自身の健診情報や診療情報の一部をスマートフォンやパソコンなどで、いつでもどこでも閲覧できる仕組みを導入した。2021年7月1日に開催した記者会見で当財団 理事長の佐藤勝彦氏が概要を説明した。

大原記念財団 理事長の佐藤勝彦氏(写真:Beyond Health、以下同)
大原記念財団 理事長の佐藤勝彦氏(写真:Beyond Health、以下同)
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 導入したのは、メディカル・データ・ビジョンが提供する「カルテコ」。全国では今回が7病院目の導入事例となるが、東北地区では初めてだという。

 登録した患者は、同年7月1日からは、まず健康診断・人間ドックの結果を閲覧できるようになる。さらに8月から処方薬情報などの閲覧も開始する。なお、患者の利用料は無料。

メディカル・データ・ビジョンの「カルテコ」
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メディカル・データ・ビジョンの「カルテコ」
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メディカル・データ・ビジョンの「カルテコ」

 今後は、診療情報(入院・手術・検査結果などを含む)の閲覧にも対応していく方針。ただし、「慎重に検討している段階」(佐藤氏)として、開始時期の明言は避けた。例えば、まずは糖尿病患者や透析患者など対象を限定しながら開始することも考えているという。