1500社以上のライフサイエンス企業がある

 次にイスラエル輸出国際協力機構 医療機器・デジタルヘルス部 部長のトマー・エプシティン氏がイスラエルのIT産業全般について紹介した。エプシティン氏は「イスラエルは国内外の支援体制が整っており、起業家が活躍できる土台がある。それがさまざまなイノベーションをもたらしている」と話す。

イスラエル輸出国際協力機構 医療機器・デジタルヘルス部 部長 トマー・エプシティン氏

 イスラエルには現在1500社以上のライフサイエンス企業があり、医療機器とデジタルヘルス分野が75%を占める。デジタルヘルスが関わる領域はリハビリ、糖尿病、心血管系、呼吸器系、高齢者対策など多岐にわたり、サービスもAI、機械学習、病院の業務効率化、遠隔医療、医療機器・IoTデバイスのセキュリティーなど非常に多彩だ。

イスラエルのデジタルヘルスマップ

 この背景から、イスラエルのデジタルヘルス市場は3億米ドル規模に達すると予測。エプシティン氏は「政府、病院、産業レベルで注力し、世界でも最高レベルのデジタルヘルスを提供できる環境が整っている」と述べ、日本企業との協業を始め、世界に向けて自国のサービスを広げていきたいとした。