第5世代移動通信システム(5G)を活用して遠隔手術支援を実現する――。NTTドコモは、「国際モダンホスピタルショウ2019」(主催:日本病院協会/日本経営協会、特別協力:日本看護協会)で、そんなコンセプトを披露した。

NTTドコモがコンセプト展示した「モバイルSCOT」(写真:Beyond Healthが撮影、以下同)

 このコンセプトで活用するのは、スマート治療室「SCOT」(Smart Cyber Operating Theater)。手術中に使う画像診断装置をはじめ、手術室内で利用される医療機器を連携させ、あたかも1つの医療機器として機能させるシステムである。東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 先端工学外科教授の村垣善浩氏らが、第4次医療革命「Medicine 4.0」と提唱し推進してきたものだ。

 このシステムにおいて、手術映像や医療機器データの送受信に5G回線を利用しようというのが、今回のNTTドコモのコンセプトである。同社は「モバイルSCOT」と呼ぶ。