「聴診データ研究会」の設立も明らかに

 会見では、「聴診データ研究会」の設立も明らかにした。「聴診データの活用を検討していく上で、データの蓄積には多くの医師の協力が欠かせない」(峯氏)との考えから構想したものだ。2019年10月中の設立を予定する。理事長には、東京都医師会 理事の目々澤肇氏(目々澤醫院 院長)が就任する。

 研究会では、聴診データの活用や共有について、関連する学会との共同研究を軸に活動する。「研究会だけでできることは限られるため、循環器学会や呼吸器学会、産婦人科学会など関連学会との連携しながら、研究テーマの選択やデータ蓄積を進めていきたい」とシェアメディカル顧問で、藤沢スマートタウンクリニック小児科医の道海秀則氏は話す。

藤沢スマートタウンクリニック小児科医の道海氏

 一方で、電子情報・電子機器の活用・開発により、医療知識・技術研鑽、患者の治療・療養環境の整備などを目指す「電子情報医学会」の創設も視野に入れているとした。同学会では、聴診音だけでなくデジタル化した医療情報全般を対象として、医療従事者や研究者による臨床研究と教育を活動の柱とし、認定医の創設やガイドライン策定などを検討していくという。


(タイトル部のImage:Beyond Healthが撮影)