ヘルスケア・福祉分野に関心を強めているLINEも

 今回の11億7000万円の追加増資には、コニカミノルタ以外にも多くの出資先が名を連ねている。このうち、ウェルモが取り組むもう一つの課題である「少子化」のサービスに着目して資本業務提携を結んだのが、首都圏を中心に広く保育園事業を手がけるグローバルキッズだ。

グローバルキッズ 代表取締役社長の石橋宜忠氏

 ウェルモは現在、福岡県を中心に発達障害の子どもをケアする施設「Unico」を運営している。この事業について、グローバルキッズ 代表取締役社長の石橋宜忠氏は「福岡まで視察に行き、とても丁寧に一人ひとりの子どもに合ったプランを提供する姿勢に共感を覚えた」と率直な感想を述べた。グローバルキッズでも2019年6月に発達障害支援施設の「グローバルキッズ Act 清澄白河」を開設しており、今後は関東を中心に協力体制を深めていく考えだ。

 ベンチャーキャピタルであるLINE Venturesも今回の出資先の1社。同社の木村正博氏は「(ウェルモの)鹿野氏の介護領域に対する思いの強さはもちろんのこと、圧倒的な行動力と突破力に惹かれた。難しい局面を切り抜ける力を持っている」とし、その手腕を高く評価。LINEがヘルスケア・福祉分野に関心を強めていることから、今後のさらなるパートナーシップにも含みを持たせた。

(タイトル部のImage:ウェルモが提供)