いまは参考になる“教科書”がたくさんある

 「若いスタートアップに対して、何かアドバイスや注意点などはあるか」と津田氏が聞いた。これに対して久保氏は、数年前の自身を振り返って「自分たちを安く売るべきではない」と忠告する。

 自分たちに価値があることをクライアントにしっかり伝え、「自信を持ってやることが大切だ」と久保氏は強調。同時に、「いまは参考になる“教科書”がたくさんある」とし、先人が陥った落とし穴にはまらないためにも「学びは大事である」と付け加えた。

トークセッションの様子

 最後に、スタートアップを支援する企業(事業会社)や団体などに対して、どういったサポートが望むのかを津田氏が聞いた。久保氏は「Ubieは投資家に恵まれ、多くの叱咤激励もいただいたので、とくに要望はない」としつつも、創業期に感じた壁として「採用の難しさ」を挙げた。その上で、「シードステージに求められる人材を紹介してもらえるようなコネクションがあると有難い」と吐露し、ディスカッションを終えた。


(タイトル部のImage:mikelaptev -stock.adobe.com)