米国の調査会社CB Insightsは2019年10月2日、ヘルスケア業界を再定義するスタートアップ企業150社を取り上げた「Digital Health 150」を発表した(同社の発表ページへのリンク)。

 これは、同日に米ニューヨークで開催されたイベント「Future of Health」内で紹介されたものである(写真)。CB Insightsは、スタートアップ企業や大企業の新規事業の動向に詳しい調査会社で、日本経済新聞社と業務提携している。

ヘルスケアの新興領域に焦点を当てたイベント「Future of Health」(写真:筆者が撮影)

 同社は膨大なデータに基づく分析において定評があり、今回の調査も特許や出資者プロフィール、ニュース分析などに基づき、世界中の5000社から150社を選んだ。タイトルにある「Digital Health」について同社は、他社との競争要因としてデジタル技術やソフトウエアを用いていることと定義している。

 スタートアップ企業を評価する指標として株式評価額を用いることがあるが、本レポートで取り上げている企業には、中国のWe Doctorのように55億米ドルにも上る評価額を得ているところもあれば、創業間もない企業もある。上場が近いレートステージの企業は18%だけであり、それ以外はアーリー、ミッドステージにある。ちなみに、評価額が10億米ドル以上の非公開企業を指すユニコーン企業は、以下の17社である。国別の内訳をみると、12社が米国、3社が中国、仏国と英国が1社となっている。

    ・We Doctor
    (中国)
    ・GRAIL
    (米国)
    ・Oscar Health
    (米国)
    ・Tempus
    (米国)
    ・GoodRx
    (米国)
    ・23andMe
    (米国)
    ・Babylon Health
    (英国)
    ・Devoted Health
    (米国)
    ・HeartFlow
    (米国)
    ・Proteus Digital Health
    (米国)
    ・Butterfly Network
    (米国)
    ・Doctolib
    (仏国)
    ・Hims
    (米国)
    ・Calm
    (米国)
    ・LinkDoc Technology
    (中国)
    ・One Medical Group
    (米国)
    ・Tencent Trusted Doctors
    (中国)