経済産業省が主催する「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト」。次世代のヘルスケア産業を担う事業者を発掘し、育成することを目的としたイベントだ。2016年の初開催から5回目となる「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2020」は、2020年1月に決勝コンテストを予定している(関連記事:これまでに取り上げたスタートアップを数えてみた)

 この2020年大会では、これまでと大きな違いがある。従来は、ファイナリストによる最終審査会のみ公開してきたが、その前哨戦となる二次審査のプレゼンテーション大会についても、「公開」としたのである。その公開二次審査がこのほど、「クロスヘルスEXPO 2019」(2019年10月9~11日に開催)の会場で実施された。

 「ファイナルレベルのような質の高いシーズが増えつつある。セミファイナルの段階でも有望だと感じ、サポートしていきたいと思う企業や団体が現われることを期待したい」。イベントを主催する経済産業省 ヘルスケア産業課長の西川和見氏は、二次審査会の冒頭で挨拶し、そう語った。

経済産業省 ヘルスケア産業課長の西川和見氏(写真:加藤 康、以下同)

 前回大会からは、ビジネスコンテスト部門に加え、アイデアコンテスト部門が加わった。POC(事業実証)や事業性が明確になっていない段階でもイノベーションを起こす可能性のあるアイデアをキャッチアップし、育てようと企画された部門である。今回の二次審査では、両部門ともに公開された。

 本記事では、このうちアイデアコンテスト部門の二次審査の様子をレポートする。登壇した12組(法人化されていないチームを含む)を登壇順に紹介していこう。