IoTデバイスは、2020年秋をメドに一般発売を予定

 今回の仮眠室には、ブレインスリープが開発したIoTデバイスのプロトタイプを設置している。入眠から起床までのタイミングに合わせて、「香り」「音」「光」の要素を自動的にコントロールして最適な眠りの空間を作るデバイスだ。

 このIoTデバイスは、2020年秋をメドに一般発売を予定している。一般発売時には、ウエアラブル端末などを組み合わせ、入眠から起床までの状態をモニタリングしながら「香り・音・光」を制御するように改良する計画だという。

今回導入されたプロトタイプのIoTデバイス。今回の仮眠室は15分あるいは30分の仮眠時間の設定のため、このプロトタイプでは自動的に「香り・音・光」を制御するようにしている

 仮眠室に設置されているチェアも、一般的な椅子とは異なる。プロアシストが開発した最高級の睡眠特化型チェアを採用した。特定の周波数にあわせた揺り篭のような揺れをスムーズに実現し、仮眠中のリラックス・リフレッシュ効果を高めているという。

 ブレインスリープは、今回と同様の仮眠室を「今後1年のうちに100カ所作る」(道端氏)という目標を掲げる。また、利用者の仮眠効果をデータ化する仕組みの構築も視野に入れている。

ブレインスリープ 代表取締役の道端孝助氏

 仮眠室の利用者には、利用結果や日々のパフォーマンスの変化をタブレット端末で入力してもらい、それをデータとして蓄積して仮眠の効果を検証する。「その成果を学術的な新情報として世の中に発信していくことで、働き方改革の一助にもなるはず」(同氏)との考えだ。


(タイトル部のImage:近藤 寿成)