「医療の未来はAI・デジタルの躍進によってどのように変わっていくのか」。こうしたテーマのパネルディスカッションが、「第2回メドテック・イノベーションシンポジウム&ピッチ」(2019年11月に開催、主催はライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン[LINK-J])で実施された。

 モデレーターは、順天堂大学革新的医療技術開発研究センター 客員教授の浅野武夫氏が務めた。パネリストとして登壇したのはプレーヤーの立場から4人、投資を行うベンチャーキャピタリストの立場から3人。具体的には以下の通りだ。

パネルディスカッションの様子(写真:小口 正貴、以下同)

[プレーヤー]
松村泰志氏:大阪大学大学院医学系研究科 情報統合医学講座医療情報学 教授。医療情報学の第一人者。電子カルテを軸とするシステム開発、医用AIについて研究。
三宅邦明氏:ディー・エヌ・エー Chief Medical Officer(CMO) DeSCヘルスケア代表取締役社長。医師免許取得済み、元厚生労働省医系技官。厚労省時代にメタボリックシンドロームなどの対策立案に従事。DeNAの最高医療責任者として、楽しみながら継続的なサービス利用を促すエンゲージメントサイエンスに力を入れている。
井上 祥氏:メディカルノート 代表取締役。日本最大級を誇る医療情報プラットフォーム「メディカルノート」を率いる。横浜市立大学医学部を卒業した医師。
上野太郎氏:サスメド 代表取締役。AIやブロックチェーン、臨床開発支援システムなどでデジタル医療を推進。東北大学医学部を卒業した医師。

[ベンチャーキャピタリスト]
内田毅彦氏:日本医療機器開発機構(JOMDD) 代表取締役 CEO。JOMDDで多数の医療イノベーション事業化に携わる。内科・循環器の専門医。
Kirk Zeller(カーク・ゼラー)氏:US-Japan Medtech Frontiers, Board member。医療機器のスタートアップ支援を得意とする投資家。
長谷川宏之氏:三菱UFJキャピタル 執行役員 ライフサイエンス部長。第一製薬(現・第一三共)を経て三菱UFJキャピタルに入社。京都大学大学院医学研究科「医学領域」産学連携推進機構の産学連携フェローも務める。