フィリップス・ジャパンは、事業ドメインの積極拡大を図る。2019年11月26日に開催した2020年事業戦略発表会で明らかにした。

 具体的には、次の5つの領域に進出する。(1)ヘルスケアモビリティ、(2)マザー&チャイルドケア、(3)スポーツヘルス、(4)SmartSleep、(5)トータル・ホスピタル・マネジメント・ソリューション、である。

フィリップス・ジャパン 代表取締役社長の堤浩幸氏。発表会では、様々な分野でエコシステムを形成するため、多くのパートナー企業・団体と協力していることを強調した。昨年の事業戦略発表会ではパートナーの数を60と発表したが、今年はその数が104にまで増えたとした。自治体との連携も増えており、地域特有の健康課題を解決するための取り組みも進んでいるという(写真:小口正貴、以下同)

 (1)のヘルスケアモビリティは、既報の通りコンセプト自体は明らかにしていた(関連記事:フィリップスが目指す「ヘルスケアモビリティ」とは何か?)。次世代の移動サービスとして話題が集まっているMaaS(Mobility as a Service)の活用により、ヘルスケアのサービスを受けられる拠点を移動可能にするというアプローチだ。これにより、医師不足や通院が難しい人のケアといった課題の解決を狙う。