サービスの概要

行動を起こしたときにフィードバックがあると、人はハマる

 みんチャレは行動変容と習慣を身につけるためのプラットフォーム。おもにゲーミフィケーションと仲間同士のピアサポートによって習慣化を支援するサービスだ。何かを継続したいという同じ目的を持った人たちが匿名で5人1組のチームを結成し、日々の活動の証拠写真を投稿する。それに対してチームメンバーがコメントをつけて、励まし合うことで活動が継続していく。

出社時の挨拶はハイタッチで。社員の日々のHabit(習慣)の一つに「ハイタッチ」を設けている。そのほかにも、「筋トレ1分」「体操」「1ストローク(相手の価値や存在を認めるため何かしらのやり取りをすること)」「よかったことを日報に書く」といったHabitを設定している

 5人1組は行動経済学の観点でも最適な人数と捉えられており、行動経済学や心理学からナッジ(ちょっとしたキッカケで行動するように促す仕掛け)を採り入れることにも注力している。例えばカレンダー機能では、アプリ上のカレンダーに今日クリアした行動の写真を貼り、横一本で線を引く。線が続いていると習慣が続いている証拠。これは、継続しているものを途切らせたくない人間の心理をついたものだ。

 一例を説明すると、糖尿病を患っている人が運動を継続しなくてはならないとする。1人だと難しいが、みんチャレの中で「今日何歩歩いたよ」と報告すると何らかのフィードバックがあり、ほかのメンバーも「あの人もこんなに歩いているから私も頑張ろう」という気持ちになる。励まし合うことで1人で習慣化に取り組むよりも8倍の効果があると言われている。行動を起こしたときにフィードバックがあると、人はハマる。それがゲーミフィケーションの基本となっている。

 褒め方も重要なポイントだ。ただ、日本人は日常で口に出して上手に褒めることが非常に苦手なので、みんチャレではその役割をAIのチャットボットが担う。面白いことにAIが褒めるとユーザーもそれを学習して、自然と褒めるようになる。ほかにもリアクションに対してボタンの色がカラフルに動くなど、ユーザーの遊び心をくすぐる仕掛けを施し、毎日のルーティンを継続できるように工夫している。