今後の展望

グローバルに介護ソリューションを輸出

 日本が先頭を切って超高齢社会に突入してはいるが、いずれどの国も同じ課題が出てくる。それゆえ、海外展開は必然と言えるだろう。まずは国内での市場を押さえ、介護に関するソリューションを新幹線のように輸出できれば。

 特にAIのエンジンについては、WHO(世界保健機構)が採択している医療基準のICFに倣って作っており、中身は英語ベースなので他国にも展開できる。今も各国の大使館から共同研究をやらないかとの誘いがある。それを踏まえても、プラットフォームとAIを独自に持っていることは大きい。

 今は上場の準備を始めている。上場することで信用力が付くからだ。その一方で地域に密着して情報を集め、「リアルな介護とは何ぞや?」に向き合うことも必要。ありがたいことに現場のケアマネジャーからの評価も高い。現場に寄り添いながらグローバルを目指す。

 また、2018年12月には東京電力パワーグリッド、エナジーゲートウェイと共同で、IoT×AIによる見守りの実証実験を開始した。IoTによって収集した宅内情報から行動パターンを予測し、ケアプランアシスタントを連携させて適切なケアプランの作成補助を行うものだ。

 このように、弊社のプラットフォームと連携して新たに介護領域に参入したいとの大企業が増えてきている。例えば高齢者向けの配食や損害保険などだが、そのほかにも人材紹介や医療顧問サービスなど、数多くの連携が考えられる。これらは確実な収益モデルとして成長させていく。

オフィスの入口にて

(タイトル部のImage:川島 彩水)