メドレー、「これから厚労省や厚生局から出される通知を待つ」

 オンライン診療システム「CLINICS(クリニクス)」を手掛けているのが、メドレーだ。同社は、オンライン診療を活用している医療機関に対して「新型コロナウイルスの感染防止において、オンライン診療は活用できると考えるか?」という趣旨のアンケートを2月19日に実施。その結果、93.7%の医師が「はい」と回答し、その約9割が活用イメージとして「ハイリスク患者への感染防止」を選択したという。

 今回の事務連絡について同社は、「この(アンケート結果の)ように医師側も有効だと感じていた手段に沿う内容となっている」と評価する。加えて、オンライン服薬指導への言及があることから、「院内での感染防止だけではなく、薬局での感染防止にも寄与するものだ。大変意義深く、有効な通知内容であると感じている」とした。

 ただし、今回の事務連絡では、具体的に点数がどう設定されるかなどの詳細については触れられていない。そのため、「これから厚労省や厚生局から出される通知を待って、オンライン診療に携わるクリニックや薬局に適切な情報発信や案内を行い、感染防止に役立てていきたいと考えている」(同社)とコメントした。

 2018年度の診療報酬改定で保険適用されたオンライン診療。厳しい算定要件や対象患者などの制度上の課題に加え、「対面に比べ得られる情報が少ない」といった懸念などもあり、当初の期待ほどの広がりを見せてこなかった。今回の新型コロナウイルス感染症をめぐる状況は、様々な視点からあらためてオンライン診療の位置付けを見直す機会となりそうだ。


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