出生率が低下し、諸外国に例を見ないスピードで高齢化が進行する我が国。認知症をはじめ加齢性疾患の増加、社会保障費の増大、医療機能の地域偏在、人手不足など、少子高齢化に伴う様々な社会課題に直面しつつあります。

 特に社会保障に関しては、かつて1人の高齢者を10人の現役世代で支えていた「胴上げ型」社会から、いまや現役世代数人で高齢者1人を支える「騎馬戦型」社会に。20~30年後には1人の若者が1人の高齢者を支えるという「肩車型」社会が訪れることが予測されています。

30年後には1人の若者が1人の高齢者を支える「肩車型」社会に(図:Beyond Healthが作成)

 「1人の若者が1人の高齢者を支える」社会って、認知症を患う片親と独身の息子が二人だけで同居している様子を想像すると、少し実感がわくのでは。

 このまま手をこまぬいていては現行の社会保障制度を維持できなくなるため、政府は高齢者の雇用延長、高齢者が長く活躍できる環境づくり、高齢者への応分の負担などをうたっています。しかし、高齢者の心身が共に健康で自立していなければ絵に描いた餅。どうしたら「健康寿命」を伸ばせるか、具体策はまだ乏しいのが現実ではないでしょうか。

 私たちは、そのためには技術革新によるイノベーションと、業界・業種の枠にとらわれないあらゆるプレーヤーたちの知恵の融合が不可欠と考え、それを応援するメディアBeyond Healthを立ち上げました。

 今後、当サイトでは皆さんが訪れて見てワクワクして、イノベーションへの活力がみなぎる刺激的な情報を毎日提供してまいります。ぜひ皆さんの力の結集で来たる肩車型社会を乗り切りましょう!

(タイトル部のImage:arkgarden -stock.adobe.com)