面識がなかったり対象者が明確でなかったりする会社への取材は、たいてい広報関連の部署に申し込みます。そんな時、その会社のあり様がなんとなくわかってしまいます。ここでは取材者として経験した感想を書きます。

 できる(と思われる)広報は取材の意図をすぐ理解し、適任者をピックアップしてアポイントメントを調整してくれます。早い時は数時間で完了することも。

 一方、できない(と思われる)広報は会社が手がける事業を把握しておらず、適任者がどこの部署にいるかがわかりません。まず上司に報告することから始めるため、取材者に何を聞きたいのかを根掘り葉掘り聞いてきます。取材は会話のキャッチボールだから、筋書き通りに進むわけはないのに……。

 結局、時間ばかりが経過し、数週間たってもアボの取れないことが時々あります。ネガティブな取材ならこちらも根気強く付き合いますが、ポジティブな取材ならある段階で見切って他を当たりたくなります。そんなことが何度も重なると、「この会社、大丈夫かな」とうたぐってしまいます。

 取材者としては、広報は重要なアクセスポイントなので大切にしたい思いがあります。広報は会社の顔です。おろそかにしてほしくないですね。

(タイトル部のImage:arkgarden -stock.adobe.com)