日経BPが主催する「日経クロスヘルス EXPO 2021」が先日終了しました。本EXPOは、医療・介護の担い手と周辺産業の交流によるヘルスケアサービス革新の支援を目的とした専門イベント。セミナーと展示で構成しています。

 当初は東京ビッグサイトでの開催を計画しておりましたが、 新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、 昨年に引き続きWeb を用いたオンラインに切り替えて実施。メイン会期は2021年10月11日~22日(展示は10月29日まで)でした。

 さて、この日経クロスヘルス EXPO は2年前にできたばかり。筆者はその立ち上げにかかわったのですが、EXPOの創設にはこんな思いがありました。

 ここ数年来、医療・介護・健康分野に有用だったり応用可能だったりする新サービス・新製品・新技術が続々誕生している。しかも、公的医療保険・介護保険の財政事情が厳しさを増し、医療・介護現場の効率化も急がれる中、それらの重要性は高まるばかり。とはいえ、そうした新サービス・新製品・新技術のアピールの機会は限られ、医療・介護従事者まで十分つながっていない。

 一方で、医療・介護従事者は、日々の業務が忙しく、医療・介護・健康分野に有用だったり応用可能だったりする新サービス・新製品・新技術にたどりつけずにいる。存在すら知らないことも。

 さらに、ヘルスケア産業界は医療・介護従事者へのアプローチ重視で、ヘルスケア事業への関心・参入意欲が高い他の産業界の動向を十分に把握しきれていない面もある。

 そこで、医療・介護従事者、その仕事を支えるヘルスケア産業界、そしてヘルスケア事業への関心・参入意欲が高い他の産業界──の3者が一堂に会して情報交流を図る場を提供できればとの思いで作ったのが日経クロスヘルス EXPOです。

 なお、本EXPOの特徴として、日経BPが主催する技術×ビジネスの総合イベント「日経クロステック EXPO」と同時開催している点も挙げられます。日経クロステック EXPOは途中名称変更がありましたが、前身の「ITpro EXPO」、さらにその前身「WORLD PC EXPO」を含めれば、20年以上の歴史があります。こちらにはテック関係の方が大勢集います。

 日経クロスヘルス EXPOと日経クロステック EXPOを同時開催することで、医療・介護の現場から既存サービスへの注文や新規サービスに向けてのニーズの発出が行われ、それに対し、テック関係者が様々な課題解決に応えていく。そんな相乗効果も期待しています。

 今年の日経クロスヘルス EXPO 2021で行われたセミナーの様子はBeyond Heathでも順次公開しておりますので、ぜひお読みいただければと思います(「日経クロスヘルスEXPO 2021 レポート」はこちら)。また本EXPOに登録されていた方は、オンラインセミナーが本日11月1日から14日までアーカイブ配信されていますので、そちらもご活用ください。

 日経クロスヘルス EXPO は来年も実施予定です。来年こそはぜひリアルで開催したいところ。本EXPOにご興味・関心がある企業・団体からの問い合わせもお待ちしております。

(タイトル部のImage:arkgarden -stock.adobe.com)