実は現在、「Healthcare Innovation Weeks Asia-Japan 2019」の真っただ中にある。そして来週から再来週にかけて、その中の目玉企画であるベンチャーによるイノベーションを体感できるイベントが開催される。

 Healthcare Innovation Weeks Asia-Japanとは昨年、経済産業省がヘルスケア分野のイノベーション支援を目的に定めた期間。ヘルスケアに関するイベントが2018年10月9~19日の2週間、国内で多数開催されることを受けて、各イベントが相互に連携しながら、集中的に情報発信すればより高い㏚効果が得られるとの判断から、こうした統一ブランド名を設けた。今年は、前回から期間がほぼ倍増の9月25日~10月20日までの26日間が同週間に当たる。

 世界に先駆けて超高齢社会に突入した日本には、社会保障費の増加や生活習慣病・認知症の増加、医療格差、介護施設・人材の不足など、社会的な課題が重くのしかかっている。そんなヘルスケア分野の課題解決に向け、有望なベンチャー企業を積極的に支援するというのが昨今の経産省のスタンスだ。2016年からは、次世代のヘルスケア産業の担い手を発掘・育成するため、新たなビジネス創造にチャレンジする企業を表彰する「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト」を開始。これまで4回実施してきた。グランプリ受賞者をはじめファイナリストは、ベンチャー企業を支援する企業・団体である「サポート団体」から事業化や事業拡大などに向けた様々な支援を受けられる。

前回のジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト グランプリ決定後のフォトセッション(出所:経済産業省)

 サポート団体数は年々増加の一途をたどっており、当初の15から直近の4回目のコンテスト時には107に上った。現在、医薬品、医療機器、通信キャリア、生命保険、総合商社、VC、自治体など、幅広い業種がサポート団体として名を連ねている。