社会的動物である人間にとって、外見は社会生活を営む上で重要な要素だ。しかも、外見と内面は影響を与え合うもの。メガネや髪形を変えただけで気分が一新するのも、大事なプレゼンテーションの日に“勝負服”で気合を入れるのも、外見と内面が不可分だからだ。

これは服装やファッションだけの話ではない。たとえば、抗がん剤治療では多くの患者が脱毛など外見の変化に悩まされるという。また、事故などによる傷痕のせいで外出が億劫になり、社会生活に支障が出る人もいる。心身が健やかであってこそ、QOL(quality of life)が高まるもの。これを医療だけで行うのには限界がある。

本連載『ココロに効く“美”の処方箋』では、外見を社会とのインターフェースとして捉え、それを整えることによって精神的な安寧や豊かさ、自分らしさや前向きな姿勢を得ることのできる商品やサービスを紹介していく。