抗加齢に注力するプレミアアンチエイジング

 化粧品通販、小売りのプレミアアンチエイジング(証券コード:4934)も成長期待が大きい。社名の通り、アンチエイジング(抗加齢)関連製品に注力している。売上高の7割を占める通販は自社サイトを展開。自社では強みのあるマーケティングと商品企画を手掛け、製造や物流、コールセンターなどはアウトソーシングしている。通販の会員数は約300万人。定期購入が多く、業績は安定している。テレビCMの積極化などで裾野を広げる戦略を取る。

 ブランドの中心は「DUO(デュオ)」。肌が本来持つ自己回復力に着目し、肌にとっての自然と、化学に基づいた先端技術の2つを融合したエイジングケアブランドとなっている。Kinki Kidsを登用した若年向けクレンジングバーム(洗顔料)のCMで知名度が向上した。クレンジング市場での推定シェアは首位。これを機に男性用化粧品への参入を予定している。

 「CANADEL(かなでる)」は大人の女性向けのエイジングケアブランドで、エビデンス(科学的根拠)に支えられた、こだわりの素材や成分に特徴がある。基本の肌の手入れを1回で完了する「オールインワン美容液」を展開。「美白」、「ハリ(うるおい)」、「毛穴の目立ち」など顧客の悩みに合わせた最適なアイテムを提供する。2022年4月には「美白+シワケア」の医薬部外品を新規に投入した。

 2021年7月期の売上高営業利益率は14%と収益力が高い。業績も拡大基調を継続している。現状の美容分野から、今後は本格的なアンチエイジング事業を展開していく方針。体の内部から整えるインナービューティー、ウェルネス(健康)分野などをターゲットにしており、ウェルネス分野での第1弾商品を今期中にも投入する方針を示している。