2020年には関西にも進出

 日本ホスピスホールディングスは、2019年8月末時点で、関東に7棟、中部地方に6棟のホスピス住宅を展開している。2020年には関西でのオープンも目指している。

 「がんや難病の患者さんは、高度医療を求めて大病院に集まってきます。病床500以上の大病院は、東京、名古屋、大阪に集中している。我々のサービスを必要としている人々もそこに集まっている。また、家族が通いやすい場所にホスピス住宅があるということも重要だと思います。ひとつの地域に小さな拠点が多くあるほうが、自分の生活圏に近いところに入居しやすいでしょう。一地域に集中するドミナント戦略をとるのには、そうした意味合いもあります」(高橋氏)

 地方都市、政令指定都市、中核都市を中心に全国展開も視野に入れているが、当面は3大都市圏での事業展開を優先的に行う予定だ。将来的には、ホスピス住宅を拠点に、より地域に根ざした在宅ホスピスサービスを提供していくことも見据えていると高橋社長は語る。

(写真:高田 浩行)

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