薬局の数は、よくコンビニエンスストアの数と比較されることがあります。2019年7月に最もアクセスが集まったのは、財務省が示した「薬局」「コンビニエンスストア」「給油所」「郵便局」の数の推移を示したグラフの意図に関する記事でした。そのグラフと真意は記事中に掲載していますので、ぜひご覧ください。

*記事内容・肩書きなどは掲載時点の情報に基づいています。

■第1位

薬局の数を給油所と比べた財務省の真意は?
医療費抑制の次のターゲットは保険薬局

[2019.07.12掲載]
またぞろ飛び出した薬局・薬剤師バッシング。国の社会保障関係予算の編成に向け、例年、財務省や関係審議会が春ごろから始めるが、今回は政府もその動きにある意味、「加担」した。6月21日に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針2019(骨太の方針)」には、保険薬局の報酬である調剤報酬について、適正化する旨を明記したのだ。実際の書きぶりはこうだ。「地域におけるかかりつけ機能に応じた適切な評価や、対物業務から対人業務への構造的な転換の推進などを2020 年度診療報酬改定に向け検討する。その際、調剤料などの技術料は当該技術料の意義を検証しつつ、適正な評価に向けて検討する」(骨太方針2019より抜粋)。続きはこちら。

■第2位

三木谷氏の執念、楽天グループがヘルスケア本格参入
「研究から商用化まで一気通貫するバイオベンチャー目指す」

[2019.07.08掲載]
「楽天グループは正式にヘルスケア事業に参入した。楽天の共通ブランドの価値を活用しながら、我々が開発している治療法を世界に広めたい。一般的なバイオベンチャーとは異なり、研究から治療法開発、商用化まで一気通貫する総合的なバイオベンチャーを目指す」――。楽天グループの楽天メディカル社(本社:米国)は2019年7月1日、都内で報道機関向けの事業戦略説明会を開催。楽天 会長兼社長の三木谷浩史氏は冒頭のように宣言した。続きはこちら。

■第3位

タケダの敷地に出現した「湘南アイパーク」とは何か?
いち早くベンチャーとつながり、人材交流を起こす

[2019.05.13掲載]
日本発のグローバル企業である「タケダ」こと武田薬品工業。その“研究の総本山”とも言うべき湘南研究所(神奈川県藤沢市)に、2018年4月、「湘南ヘルスイノベーションパーク」(略称:湘南アイパーク)が出現した。バイオベンチャーやアカデミアが持つ革新的なアイデアを、患者に届く形に実用化(社会実装)する――。そんな構想の下、タケダが湘南研究所を開放することにより設立された産官学連携の場だ。狙いや取り組みなどについて、1年間の成果を含めて追った。 続きはこちら。

■第4位

「スタバ」に見る顧客視点、医療・ヘルスケアにも生かせ
曽我 香織氏 日本ペイシェント・エクスペリエンス研究会 代表理事

[2019.07.26掲載]
「PX」という言葉をご存じだろうか。カスタマー・エクスペリエンス(CX)やユーザー・エクスペリエンス(UX)の考え方を、患者(医療)に置き換えたペイシェント・エクスペリエンスのことだ。患者経験価値、すなわち患者中心のサービスの普及と振興に取り組むのが、2016年に創立、2018年2月に一般社団法人化した日本ペイシェント・エクスペリエンス研究会(PX研究会)である。同研究会の代表理事を務める曽我氏に話を聞いた。 続きはこちら。

■第5位

「足の後進国」から脱し、100歳まで歩ける足を
2学会を統合し「日本フットケア・足病医学会」が発足

[2019.07.03掲載]
「100歳まで笑顔で歩ける足」を目指す新しい学術団体が7月1日に誕生した。「日本フットケア・足病医学会」という名称で、 旧来の日本フットケア学会(会員数:3893人)と日本下肢救済・足病学会(会員数:1937人)を統合して設立された。新理事長に就任した小林修三氏(湘南鎌倉総合病院院長代行・腎臓病総合医療センター長)は「学会は医療人のためではなく、患者のためになくてはならない。For the patients として、フットケアから重症虚血肢への進展防止、装具・義足などリハビリテーションまで終始一貫した『足病』の診療体制の確立に向け、我が国の医療者全員によるオールジャパン体制で取り組む決意を示したもの」と学会新設の意義を説明する。 続きはこちら。

■第6位

経産省の「Healthcare Innovation Hub」が本格始動
ヘルスケアベンチャーを支援するワンストップの相談窓口

[2019.07.12掲載]
経済産業省が主導して創設した「Healthcare Innovation Hub」(通称:InnoHub)が始動した。いわゆる、ヘルスケアベンチャーにとっての相談窓口である。日本橋ライフサイエンスビル(東京都中央区日本橋)4階に相談オフィスを開設、2019年7月5日にオンラインでの相談窓口となる公式ホームページを公開した。 続きはこちら。

■第7位

船出するプレシジョンメディシン、その先の隘路
がん遺伝子検査の保険適用を機に中外製薬が記念セミナー

[2019.07.10掲載]
「この10年近くでがん診療は大きく変化した。そのポイントは、がんが解剖学的な疾患から、遺伝子変異による疾患になったということ」──。7月4日に都内で開かれた「FoundationOne CDxがんゲノムプロファイル」発売記念セミナーで、中外製薬ファウンデーションメディシン事業推進部長の飯島康輔氏はこう強調した。同製品は、がんの遺伝子を包括的に調べるパネル検査の一つで、この6月に保険適用となった。 続きはこちら。

■第8位

「血液1滴で13種がん検出」、実用化が目前に
マイクロRNA検査、将来的には健康管理への応用も

[2019.05.31掲載]
血液中に含まれる「マイクロRNA」と呼ばれる分子は、がんの増殖や転移に深く関わっている。1~2滴の血液を採取して、このマイクロRNAを調べることで、様々ながんを高精度に検出できる――。国立がん研究センターを中心とした研究グループの5年間にわたる開発プロジェクト「体液マイクロRNA測定技術基盤開発」により、13種類のがんを早期発見できる新しい検査法の実現が大きく近づいた。研究と並行して検査機器メーカーが自動検査装置の開発を進めており、早ければ1~2年以内にも承認申請に踏み切る見通しだ。 続きはこちら。

■第9位

これが“AI問診”の効果、「問診時間が1/3に」
医師発スタートアップUbieの「AI問診Ubie」

[2019.06.26掲載]
臨床現場の医師が事務作業などに追われてコア業務に注力できない――。自ら医師として働く中で感じたそんな課題を、テクノロジーで打破したいと創業したスタートアップのUbie。創業2カ月後に提供を開始したのが、外来初診の事前問診や診察業務を人工知能(AI)で効率化する「AI問診Ubie」である。提供を始めて約2年が経過し、大規模病院10件を含む100件を超える医療機関が導入したという。導入した医療機関では、「初診患者の1人当たりの問診時間が約65%削減され、年間の問診時間合計は1/3になり、約1000時間削減する成果が出ている」。同社 共同代表取締役で医師の阿部吉倫氏はそう話す。 続きはこちら。

■第10位

「指に光」で血糖値測定、実用化近付く
早ければ2021年にも登場へ

[2019.05.29掲載]
糖尿病の診断や治療に欠かせない血糖値の測定。定期健康診断でも必須測定項目の1つである。今は採血が必要だが、指に光を当てるだけで高精度に測定できる――。そんな検査装置が、早ければ2021年にも登場する見通しだ。 続きはこちら。

(タイトル部のImage:撮影は左上から時計回りにBeyond Health、Beyond Health、剣持 悠大、剣持 悠大、Beyond Health、行友 重治、以降はBeyond Health)