気軽に相談できるよう趣向を凝らす

 20年1月、NPO法人ラサーナ、クスリのマルエ、佐藤病院の3者協働による「若者たちのための街の保健室 ユースクリニック」の活動が始まった。開催頻度は月1回の予定とした。

マルエドラッグ高崎駅西口店に設けられた「若者たちのための街の保健室 ユースクリニック」の案内。対面による健康相談は、予約制で当日の受付も可能とした(写真提供:クスリのマルエ)
[画像のクリックで別ページへ]
マルエドラッグ高崎駅西口店に設けられた「若者たちのための街の保健室 ユースクリニック」の案内。対面による健康相談は、予約制で当日の受付も可能とした(写真提供:クスリのマルエ)
[画像のクリックで別ページへ]
マルエドラッグ高崎駅西口店に設けられた「若者たちのための街の保健室 ユースクリニック」の案内。対面による健康相談は、予約制で当日の受付も可能とした(写真提供:クスリのマルエ)
対面による健康相談のイメージ。相談者のプライバシーを守れるよう半個室スペースを活用する(写真提供:クスリのマルエ)
対面による健康相談のイメージ。相談者のプライバシーを守れるよう半個室スペースを活用する(写真提供:クスリのマルエ)
[画像のクリックで別ページへ]
人気コスメの試供を目的に女子高生がユースクリニックを開催する薬局に立ち寄ることも(写真提供:クスリのマルエ)
人気コスメの試供を目的に女子高生がユースクリニックを開催する薬局に立ち寄ることも(写真提供:クスリのマルエ)
[画像のクリックで別ページへ]

 クスリのマルエでは、一人でも多くの若者に立ち寄ってほしいと当日限定の無料イベントとして、女子高校生に人気の高いコスメを試せるコーナーを設置してインスタグラムで拡散するなど、宣伝も工夫した。

 「年配者やファミリー向けが中心で、これまで若者向けのイベントを実施したことがほとんどなかったので、女子高生に人気のコスメを把握するところからスタートしました」とクスリのマルエ経営企画部地域連携室室長の長谷川美鈴さんは苦笑する。

 中高生への周知を重ね、3月には相談の予約がぽつりぽつりと入るようになってきた。だが、新型コロナウイルス感染症の第1波の襲来で、薬局店頭での相談活動は中止に追い込まれてしまう。

 「すぐにメール相談に切り換えましたが、反応はありませんでした。メールは若者にフィットするツールではなかったことに気づき、LINEによる無料相談も追加しました。また、チラシも作り直しました。当初は女子高生の写真を使った産婦人科発想のチラシでしたが、新しく作ったのは女の子、男の子、そして男女に限定されない若者のイラストを並べて入れ、どんな人も気軽に相談できる“街の保健室”があるよ、という前向きなメッセージを強めるように意識しました」(福田さん)。

オンライン相談の開始にあたって、チラシのデザインを一新。女子高生の写真を使ったオーソドックスなもの(左端)から、カジュアルで幅広い層向けのものへと改めた(画像提供:NPO法人ラサーナ)
オンライン相談の開始にあたって、チラシのデザインを一新。女子高生の写真を使ったオーソドックスなもの(左端)から、カジュアルで幅広い層向けのものへと改めた(画像提供:NPO法人ラサーナ)
[画像のクリックで別ページへ]