厳しくジャッジした上で購買という一票を投じてもらいたい

世界的にも、地球環境や人に優しい「CLEAN BEAUTY(クリーンビューティ)」と呼ばれる化粧品がトレンドになってきています。

 「クリーンビューティ」の流れは、持続可能という点では素晴らしいことですが、本来、化粧品という消費財ビジネスはサステナブルとは真逆にあることも忘れてはいけないと思います。私はリアリストなので、世の中から消費財がなくなるとは思わないし、一方的に「悪」だとも思いません。

 いま、世界中で「サステナブル」「クリーンビューティ」「オーガニック」といった言葉はファッションのように使われる風潮があり、中身がともなっていないケースも見受けられます。私たちは一過性のブームではなく計画的に、本当に持続可能な事業を創造していくことが必要なのではないでしょうか。そして消費者には、厳しくジャッジした上で購買という一票を投じてもらいたい。ユーザーの正しい選択によって世の中が良くなっていく、そんな時代がもう始まっていると思います。

 私たちが国産植物原料にこだわったり、環境に配慮した資材を採用したりすることは、まだまだ限定的な貢献に過ぎないと思います。ただ、ドラッグストアという全国展開の大きな販路で、今後も私たちがこだわりを追求していくことで、影響力が増し、仲間が増え、原料のニーズと供給が高まっていけば、さらに産業として育っていき、地方衰退という悪循環にも一石を投じられるのではと思っています。

「私の根底には、権力や常識に立ち向かうパンク精神が常にある」と語る橋本氏。この先も攻めの姿勢で、地方にフォーカスした新しい事業を仕掛けていくという

(タイトル部のImage:jozefmicic -stock.adobe.com)

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経済産業大臣政務官 兼 内閣府大臣政務官 兼 復興大臣政務官
参議院議員
佐藤 啓 氏
奈良県立医科大学
MBT(医学を基礎とするまちづくり)研究所 副所長(研究教授)
梅田 智広 氏
ほか

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