薬剤師は「ヘルスケア・マイスター」へ

 (4)のピッキングスペースでは、調剤業務を自動化する。これまで薬剤師が多くの時間と労力を使ってきた業務を自動化することで、(1)~(3)のスペースで行う業務を担う余地がでてくるというわけだ。

(イラストレーション:©kucci,2020)
(イラストレーション:©kucci,2020)
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 逆に言えば、Beyond Pharmacyの中で担う薬剤師の業務はこれまでと大きく変わる。その新たな役割を象徴的に示すため、薬剤師は「ヘルスケア・マイスター」と名付けた。

 ヘルスケア・マイスターの実現に向けては、新たな役割に対応した教育や制度設計も必要になってくるだろう。実際にどのような課題を解決していく必要があるのかなど、多くの関係者との議論を進めていきたい。

 また、今回のBeyond Pharmacyでは、薬剤師がヘルスケア・マイスターになることを想定したが、場面によっては必ずしも薬剤師である必要はないかもしれない。管理栄養士やケアマネジャーなど、どのような職種がヘルスケア・マイスターを担っていけるのかについても引き続き議論していきたい(本イラストや記事内容に対する議論、お問い合わせはこちらにお寄せください)。

(タイトル部のImage:jozefmicic -stock.adobe.com)

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経済産業大臣政務官 兼 内閣府大臣政務官 兼 復興大臣政務官
参議院議員
佐藤 啓 氏
奈良県立医科大学
MBT(医学を基礎とするまちづくり)研究所 副所長(研究教授)
梅田 智広 氏
ほか

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