美容室だけでなく異業種連携で未病対策と地域活性化を図る

 いこらぼ(毛髪栄養検査)は、髪の毛から体内にある必須ミネラル12元素、有害金属5元素をチェックできるサービス。根元~約3cmの髪の毛を100本ほど送ることで、3~4週間後に検査結果が届く。

 今回の講義を担当した講師も、実はいこらぼ(毛髪栄養検査)を提供するicoiの社員。元々、美容師として働いていた経歴を持つという。

 講義の中では、必須ミネラルや有害金属とはどういうものか。そして、それらが健康とどんな関係があるのか、などといったことを分かりやすく説明していた。

 同サービスに必要な約3cmの髪の毛100本を切る実演も披露。「髪の毛100本は、想像するより少ない」ことなどを説明。実際に、希望する学生の髪の毛を切り、検査に回す様子を実演した。

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 富山ビューティーカレッジを運営する和楽グループは今回の講義後の2021年7月末、北陸最大の食品スーパーを展開するアルビス(富山県射水市)との協業を発表した。この協業は、美容室の顧客に対して、適切な食材や総菜メニューを紹介し、提供するためのものだという。

 カットした髪の毛から、不足する栄養素を把握。それを補う食材を紹介。実際の購入につなげる――それが同グループがイメージする姿だ。美容室をハブに、異業種の連携で未病対策と地域活性化を図る。そんな取り組みの今後に、引き続き注目していきたい。


(タイトル部のImage:jozefmicic -stock.adobe.com)