Beyond Healthは、「健康で幸福な人生100年時代を可能にする」社会の実現に向けたビジョン「空間×ヘルスケア 2030」を提案し、それを具現化するための新プロジェクト「ビジョナリー・フラッグ・プロジェクト(VFP)」を立ち上げた(関連記事:目指すは「空間×ヘルスケア」の社会実装)

新型コロナウイルスの感染拡大は、住宅やオフィス、商業施設、交通機関など、街のあらゆる空間に影響を及ぼし、人の生活や働き方を大きく変えようとしている。中でも商業施設で小売を手がける企業の受けた影響は小さくない。衛生面の対策を手探りで取りつつ店舗を再開したものの、店頭に立つ従業員の健康をどう守っていくかは難題だ。そうした中、全従業員の健康管理に着目し、企業経営をより安心、安全に進めようとしているのが菓子製造のBAKE(東京都港区)。人事部人事チームの並木亮輔氏と上田朋子氏、人事の健康管理業務を支えるiCARE(東京都渋谷区)取締役の中野雄介氏に話を聞いた。

東京駅構内にあるBAKEグランスタ丸の内店と人気のチーズタルト(写真:BAKE)

 観光客・出張者目当ての土産物店や人気飲食店が軒を連ねる商業激戦地の東京駅構内で、チーズタルトを販売する明るい店舗が行き交う人の足を止めている。「おうちで冷やHIYA FES」と銘打ち、店舗で作ったチーズタルトを自宅で冷やしたり、凍らせたりして賞味するキャンペーンを展開しているBAKEグランスタ丸の内店だ。

 BAKEは「1ブランド1プロダクト」の方針で、「フワフワ食感のムース」「2度焼きのタルト生地」を特徴とする北海道生まれの焼きたてチーズタルト「BAKE CHEESE TART」を代表的なブランドとする菓子製造企業。「工房一体型」の考え方で、店舗での製造、洗練された店舗デザインへのこだわりもあり、老若男女問わずに人気を集めている。

 「原材料にこだわる」「手間を惜しまない」「フレッシュなタイミング」と、菓子やクリエイティブデザインにこだわる昔ながらの職人気質に近い側面をうかがわせる一方で、積極的に店舗を増やし、海外にまで店舗展開を進める新興企業としても知られる。