欧州で新型コロナの感染が急拡大し、再び不穏な雰囲気が漂い始めた10月。同月に公開された記事の中で最もアクセスを集めたのは、国産手術支援ロボット「hinotori」に関する記事でした。

手術用ロボット市場は、米インテュイティブサージカル社の「ダヴィンチ」に半ば独占されてきましたが、同社の基本特許が満了を迎える中、今後は複数メーカーの参入を控えています。こうした中、川崎重工業とシスメックスの共同出資により設立されたメディカロイドが開発し、2020年8月に製造販売承認を取得したのがhinotoriです。その行方には、引き続き注目が集まりそうです。

*記事内容・肩書きなどは掲載時点の情報に基づいています。

■第1位

薬局は“薬をもらう場所”ではなくなる
直近の法制度の動向を踏まえ、薬局経営者で医師の狭間研至氏に聞く

[2020.06.05掲載]
Beyond Healthは、「健康で幸福な人生100年時代を可能にする」社会を描くためのビジョンとして「空間×ヘルスケア 2030」を提案していく。このほど、それを実現するための新プロジェクト「ビジョナリー・フラッグ・プロジェクト(VFP)」をスタートさせた。このビジョンのカギを握るのが薬剤師だ。かかりつけの健康アドバイザーの役割を果たす未来の薬剤師、「ヘルスケア・マイスター」は果たして現実のものとなるのか。直近の法制度などの動向を踏まえ、かねて未来の薬局・薬剤師像を提唱し続けている薬局経営者かつ医師の狭間研至氏(ファルメディコ 代表取締役社長、日本在宅薬学会 理事長、医療法人嘉健会 思温病院 理事長)に聞いた。続きはこちら。

■第2位

特別養護老人ホームに犬10匹と猫9匹
「ペットと住む」が介護にもたらす意味

[2020.07.08掲載]
2000年に始まった介護保険制度だが、ペットの世話は介護保険サービスには含まれていない。ヘルパーさんに来てもらって犬の散歩はお願いできないのだ。また、グループホームや特別養護老人ホームなど介護サービスを提供する住居タイプの施設では動物を連れ込むことを禁止している事業所がほとんどだ。おかげでペットがいることで行き場を失う高齢者が多く存在する。こうした問題は、昨今のペットブームを鑑みるにつけ今後さらに深刻化することは間違いない。続きはこちら。

■第3位

いよいよ「線虫がん検査」一般発売、10月末に開始
ネットで予約、自宅に検査キットが届く

[2020.09.28掲載]
HIROTSUバイオサイエンスは、線虫がん検査「N-NOSE」の一般発売を2020年10月末に開始する。同年9月27日に福岡県で開催された講演会で、同社 代表取締役の広津崇亮氏が明らかにした。続きはこちら。

■第4位

国産手術支援ロボット「hinotori」は、巨人「ダヴィンチ」を凌げるか?
UBS証券の小池幸弘氏に聞く──手術支援ロボットの未来

[2020.10.13掲載]
外科手術において、身体への負担を軽減する低侵襲手術が進展し、手術用ロボットのニーズが拡大している。これまでその市場は、米インテュイティブサージカル社の「ダヴィンチ」に半ば独占されてきたが、同社の基本特許が満了を迎える中、今後は複数メーカーの参入を控える。その中でも特に注目されるのが、初の国産品である「hinotori サージカルロボットシステム」。川崎重工業とシスメックスの共同出資により設立されたメディカロイドが開発し、2020年8月に製造販売承認を取得した。2024年には約11兆円との予想もある世界の手術支援ロボット関連市場について、UBS証券の小池幸弘アナリストの見方を聞いた。続きはこちら。

■第5位

「声」をバイオマーカーに、うつ病や認知症の診断補助ツールになるか
非接触で採取可能、体温や血圧などに加え声も測る時代へ

[2020.10.06掲載]
相手の声を聞いただけで、「あれ、今日は元気がないな」とか、「どうも虫の居所が悪いようだ」などと感じた経験は誰にでもあるだろう。声にはその時々の感情が反映されやすいが、最新の音声分析技術を用いると心の健康度や病気までがわかるという。PST(神奈川県横浜市)が開発した「MIMOSYS(Mind Monitoring System=ミモシス)」は、声から心の元気度を測るソフトウエア。2017年の上市以降、ヘルスケア領域で活用され、スマホの無料アプリにもなっている。続きはこちら。

■第6位

東京の新型コロナ新規感染者が減らない理由とは
「3密」と絶対湿度が感染拡大・収束に影響、エアコンも原因?

[2020.06.29掲載]
筆者は、 3月30日付Editor’s Noteで「新型コロナウイルスは高温多湿で死滅する?」と題して、「新型コロナウイルスは低温低湿度地域に広がり、高湿度環境では速やかに死滅する性質を持つことから、日本では梅雨と夏の到来により感染リスクが下がる可能性がある」と述べた。これまでの国内感染者数の推移を見るに、その予測は外れていなかったが、ここに来て東京を含む首都圏で新規感染者数が減少から横ばいに転じ、予断を許さない状況が続いている。続きはこちら。

■第7位

ドラッグストアに今何が起きているのか?
JPモルガン証券の村田大郎氏に聞く──成長続くドラッグストア最前線

[2020.08.17掲載]
ドラッグストアの成長が続いている。全国401社の2019年度の総売上高は約7兆7000億円で、コンビニの7割ほどに拡大。成長の牽引役として、調剤事業や食料品販売などに注目が集まる。一方、マツモトキヨシHDとココカラファインで経営統合の協議が進められるなど、業界再編の動きも見られる。ドラッグストア業界で今何が起きているのか? JPモルガン証券の村田大郎シニアアナリストに聞いた。続きはこちら。

■第8位

[速報] 線虫がん検査、一般に受けられる施設が明らかに
HIROTSUバイオサイエンスがホームページ上で公開

[2020.01.24掲載]
線虫がん検査サービス「N-NOSE」を受けられる施設が明らかになった。同サービスを手掛けるHIROTSUバイオサイエンスが、同社のホームページ上でさきほど公開した。続きはこちら。

■第9位

新たな共創の場を提供する、NTTe-Sportsが目指すもの
秋葉原に開業した施設を起点に、プラットフォームを作り地域を元気に

[2020.10.15掲載]
2020年1月31日に設立されたNTTe-Sports。NTT東日本、エヌ・ティ・ティ・アド、NTT西日本、NTTアーバンソリューションズ、スカパーJSAT、タイトーの共同出資によって誕生した会社だ。同社は今年8月、東京・秋葉原に「ICT×eスポーツ」を通じて新しい文化・社会を創造する交流施設「eXeField Akiba(エグゼフィールド アキバ)」を開業した。この施設は、単にeスポーツを楽しんでもらうだけのものではないという。真の狙いはどこにあるのか――。同社 代表取締役副社長の影澤潤一氏に聞いた。続きはこちら。

■第10位

元経産官僚が起業したメドリング、ベトナムに「スマートクリニック」開設
「日本は制約多い、アジアで成功モデルを」、AIなどを活用

[2020.10.20掲載]
元経済産業省官僚の安部一真氏が2019年に設立したメドリングが、AIなどを活用した「スマートクリニック」をベトナムに開設すると発表した。2020年10月31日にベトナムのイオンモールに1号院を開く。続きはこちら。

(タイトル部のImage:左上から時計回りに©kucci,2020、さくらの里山科、Beyond Health、川田 雅宏、PST、星 良孝、寺田 拓真、monsitj -stock.adobe.com、川田 雅宏、arkgarden -stock.adobe.com)