雑念を抱かず今の瞬間に集中する、いわゆる「マインドフルネス」。国内外の大手企業が研修に採用し、健康経営の側面からも注目を集めている。その習得と習慣化を、脳活動センサーを用いて実現する――こうしたソリューションは今後も、相次いで登場しそうだ。(小谷 卓也=Beyond Health)

*以降の内容は、2020年2月21日に掲載した記事の再録です。肩書・社名、事実関係などは原則、掲載時のままとしています。

 マインドフルネス(瞑想)の習得と習慣化をアプリと小型センサーで実現し、ストレス軽減をサポートする──。そんな新サービス「ストレスマネージャー」をNeU(ニュー)が発表した。ユーザーは個人と法人の両方を想定しており、2020年3月下旬に受付を開始する。

今回のサービスで使用するアプリとセンサー(出所:NeU)
今回のサービスで使用するアプリとセンサー(出所:NeU)
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 NeUは、東北大学と日立ハイテクのジョイントベンチャー。「脳を鍛える大人のDSトレーニング」でも広く知られる脳科学研究の第一人者、東北大学 加齢医学研究所 所長の川島 隆太氏がCTOを務めている(関連記事)。

 マインドフルネスは「今この瞬間、心の内面に意識を集中」すること。ストレス軽減などの効果が様々な研究によって確認されており、脳科学では「デフォルトモード・ネットワーク」(DMN)と呼ぶ脳機能の沈静化と関連していると考えられているという。

 今回のサービスでは、このDMNをNeUが既に製品化している小型脳活動センサー「XB-01」を用いて計測する。その計測データとアプリを連動させ、DMNのレベルをモニタリングしながら呼吸を行うことにより、マインドフルネスの習得と習慣化をサポートする。

ヘッドバンドの内側にセンサーを装着。近赤外光を発光させ、その反射光から血流量の変化を計測する原理(写真:Beyond Healthが撮影)
ヘッドバンドの内側にセンサーを装着。近赤外光を発光させ、その反射光から血流量の変化を計測する原理(写真:Beyond Healthが撮影)
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