2021年 月別アクセスランキングの最後は12月。ぶっちぎりのアクセスを稼いだのは「老化細胞(ゾンビ細胞)の謎が分かった」。12月公開の記事ながら、年間の総合アクセスでも1位となるダントツぶりでした。

老化細胞(ゾンビ細胞)は、老化を加速させ、様々な病気の発症に影響を与えていることが分かってきています。逆に、その細胞を除去できれば老化を制御できる可能性があるということです。元旦に公開した記事「2022年のヘルスケア産業を予見する5大キーワード」の一つとしても触れた「老化制御」。引き続き、注目していきたいと思います。(小谷 卓也=Beyond Health)

*前月までに既にトップ10に入った記事を省いたアクセスランキングです。
*記事内容・肩書きなどは掲載時点の情報に基づいています。

■第1位

老化細胞(ゾンビ細胞)の謎が分かった
大阪大学教授の原英二氏に聞く

[2021.12.8掲載]
老化研究の世界でいま、注目を集めるキーワードがある。それは、「老化細胞」だ。老化細胞が老化を加速させ、様々な病気の発症に影響を与えていることが分かってきており、この細胞に着目した老化制御研究も盛り上がりをみせている。続きはこちら。

■第2位

アルツハイマー型認知症の新薬開発は、「抑制から改善」に注目!
SMBC日興証券の田中智大氏に聞く──エーザイの新薬「アデュヘルム」の実力

[2021.12.7掲載]
先進国の高齢化の進展などを背景として、新たな認知症治療薬開発への期待が高まっている。2021年6月、エーザイと米バイオジェンが共同で開発したアルツハイマー型認知症新薬「アデュヘルム」が米当局から承認され、市場で大きな話題になったのを覚えている人は多いだろう。続きはこちら。

■第3位

「マッチョ×介護」が生み出す化学変化
実は親和性が高い組み合わせ、元美容師のボディービルダーが仕掛ける介護事業

[2021.12.20掲載]
介護事業を広げたくても、働いてくれる人が集まらない。「キツイ、キタナイ、給料安い」の3Kと揶揄される介護業界において、新しい目線で事業を展開するビジョナリーの丹羽悠介さんは「介護のことを悪く言う人の多くは介護のことを知らないんだと思うんです」と笑う。業界のことを知ってもらうために丹羽さんが選んだ驚きの方法とは。続きはこちら。

■第4位

リフィル処方箋
骨太方針2021に「反復利用可能処方箋の検討」が明記され再注目

[2021.7.1掲載]
リフィル処方箋とは、繰り返し使用可能な処方箋のこと。医師が認めた場合に限るが、患者は一度リフィル処方箋を受け取れば、一定の期間中、医師の再診を受けることなく、薬局で同じ薬を繰り返し受け取れる。欧米などでは、既に導入されている。続きはこちら。

■第5位

排泄予測支援機器が介護保険の適用対象に
介護現場の負担軽減や本人のQOL向上に資するものとして期待

[2021.12.3掲載]
超音波センサーを腹部に貼ることで膀胱の変化を検知して排尿のタイミングを知らせてくれる。そんな排泄予測支援機器が、介護保険が適用される特定福祉用具販売の対象に新たに加わる方向となった。続きはこちら。

■第6位

デジタル化から取り残された救急医療現場を改善したい
中田 孝明氏 千葉大学救急集中治療医学教授、Smart119代表取締役

[2021.12.2掲載]
「救急医療の現場は、圧倒的にデジタル化から取り残されています」──。現役の救急医であり、千葉大学医学部発のベンチャー「Smart119」の代表取締役を務める中田孝明氏は、日本の救急医療の実情についてこう話す。その結果生じているのが、アナログ情報のリレーによる「情報伝達の齟齬」や、患者の搬送先が見つからない「たらい回し」などだ。続きはこちら。

■第7位

猫と暮らせる老人施設、「ペットロス」を防ぐ
地元大学の「ねこ部」が活動を後押し

[2021.12.3掲載]
ペットロスという言葉がある。長年飼ってきたペットとの別れがもたらす激しい喪失感のことをいう。連れ添った伴侶のように、いやもしかしたらそれ以上に、ペットの存在は大きい。そうした感情がネックとなり、老後の生活を危うくする例が増えている。続きはこちら。

■第8位

2022年以降、登録が期待される日本の世界遺産候補は?
暫定リストには「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」など5件

[2021.10.18掲載]
前々回、Editor's Noteで紹介した日本の世界遺産候補「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」と「北海道・北東北の縄文遺跡群」は2021年7月に開かれた拡大第44回世界遺産委員会で、無事に登録が了承された。従来の世界遺産会議は、各国が持ち回りで開催するイベント的な要素があったが、今回はコロナ禍の影響でオンラインでの開催となった。続きはこちら。

■第9位

[総集編] 円卓会議「がんスクリーニング」を語り合う
幸福で健康な人生100年の世界を実現するために

[2021.1.26掲載]
健康で幸福な人生100年時代の実現に向けて、がんの早期発見を実現する社会を構築する。それには、個人の行動変容やリテラシー向上、新たな検査技術の社会実装、インフラの整備などにつながる取り組みを、社会全体の知恵を結集して進めていくことが不可欠だ。様々な立場からがん早期発見社会の実現に挑む有識者が、「がんスクリーニング」を語り合った。続きはこちら。

■第10位

「幸せ」「前向き」こそが、ある種の万能薬だ
日立製作所 フェロー ハピネスプラネット代表取締役CEO 矢野和男氏

[2021.12.22掲載]
「仕事が成功すれば幸せになれる」「病気にならなかったら幸せになる」と考えがちだが、実は因果関係はすべて逆──。今回の円卓会議の参加者の一人である日立製作所 フェロー ハピネスプラネット代表取締役CEOの矢野和男氏はそう語る。実際、幸せの感度が高い人たちと、そうでない人たちを比べると平均寿命が10年も違うという論文が最近発表されているという。(小谷 卓也=Beyond Health)続きはこちら。

(タイトル部のImage:左上から時計回りに「100年ライフのサイエンス」日経BP、川田 雅宏、ビジョナリー、Goss Vitalij -stock.adobe.com、Beyond Health、川崎 樹音・剣持 悠大、剣持 悠大、arkgarden -stock.adobe.com、五十嵐 紀子氏、福知 彰子)