第2回目となる緊急事態宣言が1都3県に発出され、再び様々な制限下での幕開けとなった1月。コロナ関連の記事に多くのアクセスが集まりました。

そんな中、未来に向けた話題も。蚊の嗅覚受容体を組み込んだ匂いセンサーを使って、人の呼気に含まれる肝臓がんのバイオマーカーの検出に成功――こうした研究結果をレポートした記事が上位にランクインしました。呼気や体臭によって、がんや糖尿病などを「呼気診断」する。そんな未来を展望させられました。(小谷 卓也=Beyond Health)

*記事内容・肩書きなどは掲載時点の情報に基づいています。

■第1位

さらば“薬局・薬剤師”、いざ「Beyond Pharmacy」
未病の改善を推し進める社会の“ハブ”に、薬剤師は「ヘルスケア・マイスター」へ

[2020.7.31掲載]
Beyond Healthは、「健康で幸福な人生100年時代を可能にする」社会を描くためのビジョンとして「空間×ヘルスケア 2030」を提案していく。このほど、それを実現するための新プロジェクト「ビジョナリー・フラッグ・プロジェクト(VFP)」をスタートさせた。同プロジェクトでは、2030年に実現を目指す「空間」をイメージして、イラストで分かりやすく表現した未来の旗印(Visionary Flag)を示していく。第1弾として、住宅・オフィス・薬局の未来像を描いた「 Beyond Home(未来の住宅)」「Beyond Office(未来のオフィス)」、そして「Beyond Pharmacy(未来の薬局)」という3つの旗を掲げた。続きはこちら。

■第2位

キユーピーが、がん発症リスク判定サービス事業化を目指すワケ
食品メーカーだからこそのアプローチを強みに

[2020.9.2掲載]
あのキユーピーが、がん発症リスク判定サービスの事業化を目指している。2020年7月には、マイクロRNA(がんの増殖や転移に深く関わっている分子)の測定装置に関する研究を東京家政大学と共同で進めると発表した。実は同社では、食でがんを予防する研究を2013年に開始。2018年には将来の発がんリスクを判定する研究を始めていた。食品メーカーの立場から、どのような立ち位置でがん発症リスク判定サービス事業にかかわっていくのか。同社 研究開発本部 グループR&D推進部 未病改善プロジェクトチーム チームリーダーの河野純範氏と同 コーポレート・サイエンティストの大塚蔵嵩氏に話を聞いた。続きはこちら。

■第3位

新型コロナウイルスは高温多湿で死滅する?
ダイヤモンド・プリンセス号とイタリアのある共通点

[2020.3.30掲載]
「ウイルスの顔と性格を知って、正しく恐れる」──。東北医科薬科大医学部感染症学特任教授の賀来満夫氏が先日の記者会見で強調した、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)から身を守るための日常生活上の心得の1つだ。 続きはこちら。

■第4位

新型コロナにかかりにくい理由はやっぱりコレか?
ウイルスの侵入経路ACE2を絶つ治療薬も臨床試験へ

[2020.6.8掲載]
厚生労働省のホームページでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国内発生動向を日々更新しているが、20歳未満の陽性者数は他の年代に比べていまだ格段に少ない。 続きはこちら。

■第5位

子どもに迫る、コロナの本当の怖さ
いつもと違う日常に「心をすり減らさない」工夫を

[2021.1.13掲載]
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に翻弄されて1年。この感染症について世界的に研究が進み、子どもは大人より重症化リスクが低いことの裏付けが取れつつある。しかし、意外なところで子どもの心身の健康が脅かされているという。かずえキッズクリニック院長で小児科医の川上一恵先生に話を聴いた。 続きはこちら。

■第6位

厚労省医政局長に医系技官返り咲きの裏側
コロナ対応の最前線を指揮した迫井正深氏が就任、気がかりは…

[2020.9.4掲載]
今夏の厚生労働省幹部人事にちょっとしたサプライズがあった。医療提供体制や臨床研究の施策をつかさどる医政局の局長ポストに、医系技官の迫井正深氏が就いたのだ。 続きはこちら。

■第7位

いよいよ「線虫がん検査」一般発売、10月末に開始
ネットで予約、自宅に検査キットが届く

[2020.9.28掲載]
HIROTSUバイオサイエンスは、線虫がん検査「N-NOSE」の一般発売を2020年10月末に開始する。同年9月27日に福岡県で開催された講演会で、同社 代表取締役の広津崇亮氏が明らかにした。 続きはこちら。

■第8位

東京の新型コロナ新規感染者が減らない理由とは
「3密」と絶対湿度が感染拡大・収束に影響、エアコンも原因?

[2020.6.29掲載]
筆者は、 3月30日付Editor’s Noteで「新型コロナウイルスは高温多湿で死滅する?」と題して、「新型コロナウイルスは低温低湿度地域に広がり、高湿度環境では速やかに死滅する性質を持つことから、日本では梅雨と夏の到来により感染リスクが下がる可能性がある」と述べた。これまでの国内感染者数の推移を見るに、その予測は外れていなかったが、ここに来て東京を含む首都圏で新規感染者数が減少から横ばいに転じ、予断を許さない状況が続いている。 続きはこちら。

■第9位

「蚊の嗅覚」で呼気中の肝臓がんバイオマーカーを検出、東大
がんや糖尿病の「呼気診断」への応用目指す

[2021.1.14掲載]
人工の細胞膜上に蚊の嗅覚受容体を組み込んだ匂いセンサーを使って、人の呼気に含まれる肝臓がんのバイオマーカーの検出に成功――。そんな研究結果を、東京大学 大学院情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻 兼 生産技術研究所 教授の竹内昌治氏らの研究グループが発表した。 続きはこちら。

■第10位

「子宮内フローラ」で不妊治療の成功率を高める
[不妊・妊活] 不妊市場で注目集める遺伝子検査スタートアップのVarinos

[2019.11.5掲載]
「腸内フローラ(細菌叢)」という言葉はよく耳にするが、最近、不妊治療の領域で注目されているのが、「子宮内フローラ」。子宮内にも細菌が存在し、その菌環境が不妊治療の成否を左右するというのだ。遺伝子検査スタートアップのVarinos(バリノス)は、世界に先駆けてこの子宮内フローラ検査のサービスを開始。産婦人科医師らとの共同研究にも積極的に取り組んでいる。 続きはこちら。

(タイトル部のImage:左上から時計回りに©kucci,2020、小口 正貴、arkgarden -stock.adobe.com、arkgarden -stock.adobe.com、佐藤 久、稲垣 純也、竹内 昌治氏、arkgarden -stock.adobe.com、Beyond Health、kichigin19-stock.adobe.com)