米Facebookが、「Meta」(正式名称はMeta Platforms)への社名変更を発表した10月。新たな時代への突入を予感させられました(関連記事:Facebook、デジタルプラットフォームという「お化け」)。

そんな中、ランキングの上位にはリハビリの新時代到来を象徴する記事が2本、ランクインしました。大学病院内に「国内初」となる公的保険外リハビリ施設がオープンした話題と、ホテルに滞在しながらリハビリに取り組むサービスの話題です。関連した話題は2022年も相次ぎそうです。(小谷 卓也=Beyond Health)

*前月までに既にトップ10に入った記事を省いたアクセスランキングです。
*記事内容・肩書きなどは掲載時点の情報に基づいています。

■第1位

大学病院内に公的保険外リハビリ施設がオープン
「国内初」、医療機関との連携でシームレスなサービス提供を目指す

[2021.10.6掲載]
東京慈恵会医科大学附属病院内に、公的保険外リハビリテーション施設「フィジオセンター」がオープンした。大学病院内に設置される公的保険外リハビリ施設は、「国内初」になるという。続きはこちら。

■第2位

仏教×AIで悩みを相談する「ブッダボット」、その狙いを追った
様々な産業や文化、社会にイノベーションを起こすプラットフォームの構築へ

[2021.10.22掲載]
悩みをスマホ画面に打ち込むとブッダ(仏陀)が即座に答えてくれる──。そのような未来を夢見て、世界最古の仏教経典「スッタニパータ」をAI(人工知能)学習させ、様々な悩みに対し仏教的観点から回答する対話AI「ブッダボット」。その開発を進めているのが、京都大学こころの未来研究センター上廣倫理財団寄付研究部門長の熊谷誠慈准教授だ。続きはこちら。

■第3位

「ホテルリハビリ」登場――車椅子でチェックイン、歩いてチェックアウト
リーガロイヤルホテルが、ポラリス、ワイズと共同で展開

[2021.10.1掲載]
日常生活動作(ADL)の低下や身体の機能改善を目指す高齢者や要介護者が、大阪を代表する大型高級ホテルである「リーガロイヤルホテル」に滞在しながら、リハビリに取り組む──そんな「ホテルリハビリ」サービスが登場した。続きはこちら。

■第4位

メンタルで悩んだ自分をターゲットに、自分がほしいアプリを開発
emol

[2021.10.11掲載]
感情を記録してAIロボと会話することで、自身の感情を向き合う――。emol(エモル)が手掛けているのは、そんなアプリだ。ユーザーは女性が8割弱。年齢層は18歳から24歳、いわゆる「Z世代」が多く利用している特徴がある。同社を訪問し、CEOの千頭沙織氏に話を聞いた。続きはこちら。

■第5位

mRNA医薬品で見えてきた、創薬ベンチャー“チャンスの拡大”
いちよし経済研究所の山崎清一氏に聞く──バイオセクターのビジネス環境

[2021.9.28掲載]
コロナ禍により、もっぱらワクチンや治療薬の開発・供給動向が報じられる中、静かだが着実に進んでいる創薬のトレンドがある。創薬ベンチャーによるビジネスチャンスの拡大だ。背景にあるのはモダリティ(創薬物質)の多様化の加速。いちよし経済研究所の山崎清一首席研究員は、「創薬を取り巻く環境が大きく変化して“異端“が評価される今は、技術力を持つスタートアップには活躍の好機だ」と話す。続きはこちら。

■第6位

豊田市の「ずっと元気!プロジェクト」が、他と少し違うワケ
企業版ふるさと納税とのあわせ技で課題をクリア

[2021.10.14掲載]
愛知県豊田市で今年7月に始まった「ずっと元気!プロジェクト」。65歳以上の人たちに向け、いつまでも元気にその人らしく生活するため、社会との繋がりを維持してもらう取り組みだ。特徴的なのは官民連携のソーシャル・インパクト・ボンドを導入していること。同様の仕組みを使っている自治体は他にもあるが、豊田市式は少し違う。続きはこちら。

■第7位

これが、がん臨床現場の“困りごと”
「がん領域臨床ニーズマッチング会」に見る現場のニーズ

[2021.10.20掲載]
臨床現場で奮闘する医師や看護師、薬剤師、理学療法士らは、日々の活動の中で様々な“困りごと”を体感している。こうした“困りごと”を数分間のショートピッチで発表する「がん領域臨床ニーズマッチング会」が2021年10月13日、オンライン開催された。アイデアの種を医療機器の製販企業、あるいはものづくり企業と結びつけ、医工連携の橋渡しを図ることが目的だ。続きはこちら。

■第8位

ウエルシア薬局が店舗内に高齢者の「通いの場」、自治体とも連携
全国に350店以上設置、人を集める仕掛けに工夫凝らす

[2021.10.25掲載]
大手ドラッグストアチェーンのウエルシア薬局は、2015年から自社の店舗に「ウエルカフェ」と名付けたフリースペースの設置を進めている。地域包括ケアシステムの中で生活支援や介護予防を担うべく、高齢者の「通いの場」を設けて地元自治体や社会福祉法人など非営利団体に無償で提供、公民の協働により健康増進、福祉、文化などの活動を実施してもらうのが狙いだ。SDGsの取り組みにもつながるこのウエルカフェ、自治体からの期待も高まってきている。続きはこちら。

■第9位

フロイトが提唱したカウンセリング法が、必ずしも最善とは言えないワケ
新しい精神ケア手法「オープンダイアローグ(開かれた対話)」の実力(後編)

[2021.10.8掲載]
ただ対話を続けることによって統合失調症などの精神疾患にめざましい効果をもたらし、国際的に注目されているケア手法「オープンダイアローグ(開かれた対話/Open Dialogue:OD)」。前編では、その特徴についてお伝えした。後編となる今回は、この手法による治験を国内で進めている筑波大学医学医療系保健医療学域社会精神保健学の斎藤環教授に、オープンダイアローグの統合失調症以外の精神疾患への適用や、社会での活用の可能性について聞く。続きはこちら。

■第10位

WHOがグッドプラクティスと認める「オープンダイアローグ」は、日本の精神医療を変えるか?
新しい精神ケア手法「オープンダイアローグ(開かれた対話)」の実力(前編)

[2021.10.1掲載]
治療が困難とされる統合失調症などの精神疾患が「ただひたすら対話をする」ことによって改善していく──。筑波大学医学医療系保健医療学域社会精神保健学教授で精神科医の斎藤環氏が「日本の精神医療のパラダイムシフトとなるケア手法」と評価するのが「オープンダイアローグ(開かれた対話)」だ。医療関係者や研究者などから強い関心が向けられているこのケア手法とはどんなものなのだろう。続きはこちら。

(タイトル部のImage:左上から時計回りに三菱HCキャピタル、熊谷誠慈氏、大亀京助、川島彩水、川田雅宏、『まんが やってみたくなるオープンダイアローグ』(医学書院)まんが/水谷 緑、斎藤環教授、ウエルシア薬局、「がん領域臨床ニーズマッチング会」のオンライン画面キャプチャー、末並俊司)