米国で2014年に誕生したNPOである「Healthtech Women」。2015年に英国支部が立ち上がり、日本支部「Healthtech Women Japan」も2018年に発足した。この日本支部のPresidentを務めるのが、日本臓器製薬 事業開発本部 事業開発部 事業企画課 課長の竹之下氏だ。Healthtech Womenが目指すものとは何か。同氏に話を聞いた。

(聞き手は小谷 卓也=Beyond Health)

Healthtech Women Japanを発足した狙いは。

 次世代の健康社会を創っていく。そのためには、性別や業種、国際的な文化などあらゆる多様性に富んだプラットフォームが必要だという想いが原点にあります。

 その考えに基づき、革新的な次世代の健康社会を創ることをミッションに設立したのが、一般社団法人 国際ヘルステック協会。米国発のNPOであるHealthtech Womenを日本に展開する取り組みが、現在の活動の中心です。

 ヘルスケア業界でイノベーションを起こす次世代の女性の活躍を促進する団体ではあります。しかし、女性だけにとどまらず、異業種やさまざまな文化を持つグローバルな人たちなどが最新の情報、知見を共有できる多様性に富んだプラットフォームにしていきたいと考えています。

Healthtech Women Japanの竹之下氏(写真:加藤 康、以下同)

 実際、Healthtech Womenの英国支部であるHealthtech Women UKは、現在NHSデジタル(国営医療サービス事業でビッグデータ活用などの担う部門)の幹部が代表を務め、One Healthtechという団体に変わり、女性だけではないコミュニティーになりました。私たちの活動も、One Healthtechのような多様性を持った組織を見据えて取り組んでいきたいと考えています。