国土交通省は、「居心地が良く歩きたくなるまちなか」づくりを推進するパートナーとなる自治体「ウォーカブル推進都市」の募集を開始した。

 ウォーカブル推進都市は、国交省が2019年6月16日に発表した「都市の多様性とイノベーションの創出に関する懇談会」の中間とりまとめにおいて提唱した「まちなかウォーカブル推進プログラム(仮称)」に協力する。

「居心地が良く歩きたくなるまちなか」のイメージ(出所:国土交通省)

 「まちなかウォーカブル推進プログラム(仮称)」とは、ひと中心の空間形成、まちなか空間の多様な利活用促進などの市町村や民間事業者による取り組みを国が支援するというもの。ウォーカブル推進都市は、プログラムに対して「各種施策の情報提供や国内外の先進事例の情報共有」「今後の施策づくりの検討材料となる意見の提供」などを行う。

 応募要件は、人口規模の大小にかかわらず、歩きたくなるまちづくりについて「首長をはじめ団体として賛同する地方公共団体」あるいは「すでに何らかの取り組みを実施中、あるいは構想などを持つ地方公共団体」。応募先は国交省都市局のマチミチ会議事務局で、必要事項を記入したフォームをメールで提出する。国交省では、2019年8月2日までの応募分をいったん取りまとめて「ウォーカブル推進都市」の選定に入るが、その後も応募を随時受け付けるとしている。

 中間とりまとめは、「"WE DO"~Walkable、Eye level、Diversity、Open」というキーワードとともに、これまでのくるま中心の都市空間を、人々が集い、憩い、多様な活動を繰り広げられるひと中心の空間に転換させる方針を打ち出している。

 その狙いは、ひと中心の豊かな生活空間の実現に加えて、地域消費や投資の拡大、観光客の増大、健康寿命の延伸、孤独・孤立の防止など地域の課題解決や新たな価値創造である。

(タイトル部のImage:f11photo -stock.adobe.com)


出典:「新・公民連携最前線」2019年7月18日付の記事より