要介護者の健康状態を音声認識で記録・管理する介護アプリ

【プロダクト/サービス】

  • ・シャワーの水圧で歯を洗浄・マッサージする新歯磨きデバイス
  •  世界初、自宅のシャワーの水圧で歯を隅々まで洗浄してマッサージするToothShower。2018年後半に、25年以上歯科衛生士として勤めてきたきたリサ・グエンストさんによって開発されて以来、ToothShower.comウェブサイトとAmazonを通じて40カ国で販売されている。このデバイスは、シャワーの水圧が電源となっており、プラグやバッテリーなどの必要性がないため、自宅のシャワーで安心して使用できる。リサさんは、歯科衛生士として働く中、多くの患者が共通して歯周病を患っていることに気づいた。歯周病は、フロスで予防可能ではあるものの、患者にフロスの重要性を理解してもらうことに苦労していたという。

     どうすれば毎日簡単に歯の掃除ができるかを考え、誰でもシャワー室で使用できるToothShowerを思いついた。使い方は簡単だし、シャワー室の壁に収納できるので場所も取らない。歯の洗浄中に水がいくら跳ねても大丈夫なところが長所」と、リサさんは説明する。

     3つの機能を備えるオールインワン洗浄器ToothShowerを見てみよう。(1)灌水式デュアルヘッド歯ブラシにより、2つのブラシで歯を前と後ろから挟み込んで歯を磨ける。歯の表面を磨き、ヤニやステイン汚れを落としてくれる、(2)灌注用チップは水版のデンタルフロスのように、水圧で隙間の歯石を取り除くため、歯の隙間や歯ブラシが届かない場所に効果的だ。矯正している人でも器具と歯の間を綺麗にすることができる、(3)灌漑用ガムマッサージャーは、歯茎の中の重要な血流を刺激しながら、歯の間にたまっている歯石を取る働きがあり、歯肉の病気予防になる——。

     歯の病気は、ひどくなると脳にまで影響を及ぼすといわれるため、毎日のケアが大事だ。ToothShowerは歯科医師界でも「hygenious」(hygein+genius:衛生的+天才的)と称賛され、リサさんは講演に引っ張りだこだという。
    The Innovative, All-in-One Water Flosser, ToothShower, is Now Available in Time for National Flossing Day

  • ・1回の撮影で脊柱や下肢の3Dモデルを作成できるX線デバイス
  •  米MemorialCare Miller Children’s & Women’s Hospital Long Beachでは、世界で初めて、立ったまま全身2D&3D画像撮影ができ、さらに低線量放射線照射を実現した「EOSイメージングシステム」を導入した。EOSは、腰、膝、脊柱を患う小児向けに作られている。2つの垂直X線ビームを使って、2種類のプラナー像を撮影するデバイスだ。このX線ビームは、垂直に、患者の頭からつま先まで上下作動し、20秒もかからないうちに低線量で身体の前後の画像を1回の照射で作成する。この前後2つの画像を、EOS専用のsterEOSソフトが処理し、驚くべき速さで患者の脊柱や下肢の3Dモデルが作られる。

     医師は患者の病態についてより詳細な情報を取得できるようになり、精密な手術計画を3Dで確認し、カスタマイズ化できる。今までは脊柱側弯症の患者は、治療中に何度もX線を受ける必要があったが、EOSを利用すれば、放射線照射を従来に比べて2~3倍低く抑えられるようになる。

     EOSの放射線照射量は、ALARAの規定に沿う。ALARAとは、As Low As Reasonably Achievableの略語であり、国際放射線防護委員会が示す放射線防護の基本的考えを示す概念だ。「全ての被ばくは社会的、経済的要因を考慮に入れつつ、合理的に達成可能な限り低く抑えるべき」という考えだ。デバイスの画像撮影技術が高度化することで、患者の治療の品質が向上し、合わせて被爆リスクを削減できれば、もっと安心と信頼の医療につながる。
    One-of-a-Kind 3D Full Body Imaging Technology - EOS - Now Offered at Miller Children's & Women's Hospital Long Beach

  • ・文字入力不要、音声認識で記録してくれる無料介護アプリ
  •  米SandTigerHealth社が、家族の介護を行う人とグループ向けの無料アプリ「CarePeeps Basic Care Edition」をリリースした。同社を設立したポール・ギロー氏は、「友人や自らのリアルな介護体験からインスピレーションを受け、米国の400万人以上の介護者たちをサポートするためにアプリを開発した」と語る。このCarePeepsの優れている点は、最先端のボイスエンジンにより、日々の健康データをしゃべるだけで簡単に入力できる点だ。特別な操作を覚える必要がなく、ボタンを押して、ボイスレコーダーのように話しかけるだけでよいため、機器の操作や文字入力が苦手な高齢者も手軽に使える。

     CarePeepsはデータを分析し、聞き取った薬剤などの専門用語をスマートテクノロジーが認識し、家族や介護ヘルパーの登録グループに情報をリアルタイムで共有する。データからは、その日の要介護者の気分や健康状態が分かり、通院時や緊急時には医師にすぐにデータを連携し、日々の記録から介護に必要な時間を家族全員で把握して分担したり、遠方にいる家族ともリアルタイムで情報を共有してつながったりすることができる。CarePeepsアプリが記録する項目は、飲んだ薬の種類や量、運動量、食事、健康状態、血圧の数値、診察の予約、友人の訪問の記録などと多岐にわたる。

     米メリルリンチ社の調査によると、平均寿命が延び、米国の65歳以上の70%が、長期間の介護を必要とするといわれる。介護者も、要介護者もアプリを使ったボイスメモで日記をつける感覚が習慣化すれば、介護ライフがもっと充実したものになりそうだ。
    Now Available: CarePeeps, An Enhanced Voice App For Caregiver Support