介護ワーキングシェアサービス「カイスケ」を手掛けるスタートアップのカイテクは2020年9月7日、シードラウンドにおける約1億円の資金調達を発表した。プラス、East Ventures、守屋 実氏、ほか個人投資家を引受先とする第三者割当増資および融資により実施した。

(写真:カイテクのプレスリリースより)

 調達した資金は、プロダクト開発・マーケティング・人材採用に充てる予定。同時に、プラスとの資本業務提携を開始。関東エリアでのサービスを強化すると共に、関西/東海/九州エリアへの展開を目指す。

 カイスケは、Web上で「介護資格証の認証→仕事探し→仕事確定→勤怠管理→事業所/ワーカー評価→給与受取」までを完結できるサービス。有資格者の「オンデマンド雇用(スポット雇用)」を実現し、時間や生活の制限から解放することで、副業層の促進や潜在介護職の掘り起こしにつなげることを狙う。適切なマッチングがなされるよう、資格情報や介護スキルを独自のアルゴリズムでマッチングする設計になっている。

 経済産業省が主催する「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2020」(JHeC2020、2020年1月23日に東京都内で開催)では、アイデアコンテスト部門でグランプリを獲得した(関連記事: [詳報]経産省ヘルスケアビジコン、5代目グランプリ決定)。同月からα版のテスト運用をスタート。契約事業所数は70法人、勤務完了仕事件数は300件以上になったという。

JHeC2020のアイデアコンテスト部門でグランプリを獲得(写真:剣持 悠大)