セイコーエプソンは、同社で培ってきたセンシング関連技術の外販を開始する。同時に、日常生活における人やモノのさまざまな行動や動きに対して価値あるデータを提供する新ビジネスをスタートさせる。

 同社はかねて、半導体技術や光学技術を応用したバイタルセンシング技術を通じて、ユーザーへさまざまな価値提供を行ってきた。こうした中、エプソン独自のセンシング技術と分析アルゴリズムを活用したいとの要望が多数あったという。

 今回外販を開始するのは、GNSS(Global Navigation Satellite System:全球測位衛星システム)やバイタルセンサーなどの各種センシングデバイスならびにモジュール。そして、各種用途(スポーツ、ヘルスケアなど)向けにセンサーを最適化するソフトウエアライブラリーである。あわせて、ゴルフスイング解析システム「M-Tracer」のモーションセンシング解析技術を応用し、独自のビックデータに基づくモーション解析結果の情報提供サービスも手掛ける。

出所:セイコーエプソン

 今回の取り組みは、第2期中期経営計画における基本方針の一つとして掲げた「資産の最大活用と協業・オープンイノベーションによる成長加速」の一環だとしている。オープンイノベーションを通じて協業企業とパートナーシップを構築することで、スマートセンシングの世界を広げ、新たな利用シーンの創出を加速する考えだ。


(タイトル部のImage:f11photo -stock.adobe.com)