スタートアップのシルタスは、弘前大学COI、コープ共済連、コープあおもり、青森県民生協と共同で、生活者の健康リテラシーの向上と食生活の改善を図る調査研究を開始する。調査研究は、2020年11月より青森県内生協2店舗(弘前市和徳店、青森市コスモス館)で実施。モニターは同年10月より両店舗にて募集する。

 シルタスは、日々の買いものデータから自動で栄養の偏りを分析し、栄養バランスが整う食材やレシピを提案するスマートフォンアプリ「SIRU+(シルタス)」を手掛ける。繰り返し利用することで、食の好みをAIが学習し、ユーザーの食生活に合わせて最適な買いものを提案する。2020年4月には食材入力機能を追加し、対象スーパー以外で購入した食品も登録できるようになった(関連記事:「頑張らなくてもいいヘルスケアサービス」を広めたい)。

今回の研究の全体像(出所:プレスリリース)

 今回の調査研究では、「SIRU+」と店頭で定期的に行う健康測定の結果を連動させる。健康測定は、簡単な健康調査票に回答してもらい、血圧、体組成、内臓脂肪、日頃の野菜摂取量がわかる皮膚カロテノイド量を測定する。これらの検査結果を基に、食生活に関する健康づくり情報を提供する。

店頭で定期的に行う健康測定で使用する機器(出所:プレスリリース)

 これにより、「買いもの行動が変容し、知らずしらずのうちに日常の食生活が良好になる」ことを目指すという。健診機会が少ない人たちにとっても、楽しく健康リスクの低減につなげ、健康リテラシーを高めてもらうこと狙うとしている。


(タイトル部のImage:monsitj -stock.adobe.com)