CureAppは、治療用アプリの処方プラットフォーム「App Prescription Service」(以下、APS)の医療機関への提供を開始した。医療機関が治療用アプリの導入や処方・管理などをワンストップで行うためのプラットフォームである。契約や支払いなども行えるため、治療用アプリに関する全ての業務がブラウザー上で完結するという。

(出所:CureApp)

 同社の製品だけでなく、全ての治療用アプリに対応するプラットフォームだとしている。同社が開発したニコチン依存症治療用アプリ「CureApp SC」は2020年8月に薬事承認を取得、今年度中の保険適用と販売を目指している(関連記事:CureAppの治療用アプリ、ついに薬事承認を取得)。同アプリにとどまらず、同社が今後展開する治療用アプリ、あるいは他のメーカーが今後発売する治療用アプリにも対応するというわけだ。

 今後、CureAppのニコチン依存症治療用アプリを皮切りに、国内でも多数の治療用アプリが販売されることが見込まれる。こうした中、「各企業が治療用アプリの導入や処方に関して独自のシステムや業務フローを提供することになれば、臨床現場においては大きな導入・運用の負荷がかかることが懸念される」(同社)。そこで今回のプラットフォーム提供に至った。

(出所:CureApp)

 医療機関が同プラットフォームを使用する際にはCureAppとの契約が必要になる。現時点では、初期コストおよび利用料無料で全ての機能を利用できるという。

 今後は、このプラットフォームを「さらに広い意味で医療機関のデジタル技術の活用を支援するプラットフォームにすることを目指す」(同社)考えだ。例えば、治療用アプリに関連するアプリケーションやオンライン診療・電子カルテなどといったシステムとの連携を容易にする機能、治療用アプリの治験時のサポートや治療用アプリ間の相互連携の機能などの実装を見込んでいる。

(タイトル部のImage:出所はCureApp)