MICINとクオールは、オンライン服薬指導後にロッカーサービスを利用して処方薬を受け渡す取り組みを開始した。MICINが提供するオンライン服薬指導サービス「curonお薬サポート」でビデオ通話での服薬指導を受け、その後、クオール薬局に設置した「受け渡しロッカー」を利用する仕組みである。非対面・非接触で即日に処方薬を受け取れる。

今回の取り組み(出所:MICINのプレスリリース)

 curonお薬サポートは、クオールグループの調剤薬局全店に2020年10月より順次導入を開始している。MICINのオンライン診療サービス「curon」で受診した患者のほか、電話診療や他社オンライン診療サービスで受診した患者にも対応する。

 クオールでは、アルファロッカーシステムが販売する、QRコードまたはパスワードを使って商品の受け渡しができるロッカーを、ナチュラルローソンクオール薬局豊洲三丁目店に2020年11月に導入。これにより、「郵送ではなくすぐに薬を受け取りたい」「送料がかからず受け取りたい」「24時間都合の良い時間に受け取りたい」というニーズに対応できる体制を整えた。

 こうした中で今回は、これら2つの仕組みを組み合わせ、オンライン服薬指導からロッカーでの処方薬の受け渡しという流れを構築。実際にこの仕組みを利用したケースが実施された。

 今回のケースにおいて、患者の診察にあたった有明こどもクリニック豊洲院 院長の村上典子氏は次のようにコメントしている。「患者さんは体調の悪い中、オンラインにて受診できること、さらに服薬指導まで自宅にいながらにして完結できることに大変喜んでおられました。新型コロナウイルス感染症のパンデミックに伴い、全世界の生活そのものが変化していく中、オンラインの急速な発展は、人と人とのつながりが対面でなくとも可能となり、安心安全に直結するということを実感しました。今後オンライン診療・服薬指導という選択肢が増えることで、さらなる様々なニーズにお応えし、より安心安全な社会生活につながればと思っています」。


(タイトル部のImage:monsitj -stock.adobe.com)