経済産業省が主催する「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2022」(JHeC2022)の最終審査会が、2022年1月14日に東京都内で開催された。昨年に引き続き、登壇者や審査員、一部のサポート団体などを除き無観客で実施。登壇者のうち数名はリモートでプレゼンテーションを繰り広げた。

 2016年に始まったジャパン・ヘルスケアビジネスコンテストは、今回が7回目の開催となる。歴代のグランプリは、MRT、トリプル・ダブリュー・ジャパン、mediVR、カケハシ、Connected Industries(CI Inc.)、Magic Shieldsの6社が獲得してきた(関連記事:6代目王者は「転ぶと柔らかくなる床」、6社が挑んだ最終審査)。

 今回は、書類審査を通過したセミファイナリスト15社による一次プレゼン審査を2021年11月に実施(関連記事:7代目王者を目指す15社が競演、2022経産省ビジコン)。一次プレゼン審査を通過した6社が、最終審査会に挑んだ。登壇した6社は登場順に、ライトタッチテクノロジー、Liquid Mine、レナートサイエンス、TXP Medical、iMed Technologies、Raise the Flag.である。

 審査の結果、グランプリはRaise the Flag.が獲得。7代目王者の座を勝ち取った。同社は、対象物までの距離を振動や音響でフィードバックすることで、視力を使わずに周囲の環境を認識できるメガネ型デバイスを開発。視覚障害者のサポートを目指す取り組みをプレゼンした。

グランプリを獲得したのはRaise the Flag.。同社 CEOの中村猛氏は表彰式でガッツポーズを見せた(写真:寺田 拓真、以下同)
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グランプリを獲得したのはRaise the Flag.。同社 CEOの中村猛氏は表彰式でガッツポーズを見せた(写真:寺田 拓真、以下同)
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グランプリを獲得したのはRaise the Flag.。同社 CEOの中村猛氏は表彰式でガッツポーズを見せた(写真:寺田 拓真、以下同)

 審査員の一人によれば「満票だった。これまでの最高得点ではないか」という。実際、同社のプレゼン後の会場(審査員やサポート団体など)の反応は際立っていた。