「ウェルビーイング」をテーマに、業種を超えたプレーヤーが事業共創するオープンイノベーションプログラムが始まる。日本企業とグローバルスタートアップの新規事業創出を手掛けるスクラムスタジオが開始する「Well-BeingX」だ。

出所:スクラムスタジオ、以下同
出所:スクラムスタジオ、以下同
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 同社は2022年3月8日から、同プログラムに参加する国内外のスタートアップの募集を始める(同年5月31日まで)。主に、次の5領域を対象とする。

1.パーソナルケア&ウェルネス
2.栄養&健康管理
3.エイジング&介護
4.保険&健康経営
5.こころと体

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 応募期間終了後、採択されたスタートアップには、参画大企業などとの事業共創機会を提供するとしている。特に優れたスタートアップに対しては、スクラムベンチャーズ(米国サンフランシスコ)による出資検討も実施する。

 ローンチ時点で参画する大企業は4社(住友生命保険相互会社、東京建物、日本たばこ産業、博報堂)だが、業種にこだわらず、あるいは1業種1社にこだわらずに今後増やしていく予定だという。加えて、地域課題の共有や実証フィールドとなり得る自治体からは、神戸市と渋谷区のほか、大阪商工会議所がオブザーバーとして参画する。

 「単なるマッチングイベントではなく、事業化を通じて社会実装することがゴール」。スクラムスタジオのVice President of Strategyである桑原智隆氏はそう語る。「1社では想像もつかないこと。それを、業種を超えた企業間の共創によって手掛けていきたい」(同氏)。

 目指すのは、「一人ひとり」のニーズに応じたサービスの創出。それを実現できるテクノロジーも進化してきた中、特定の産業や企業の視点ではなく「"We"の範囲を広げていくことが求められている」。桑原氏はそう訴える。


(タイトル部のImage:monsitj -stock.adobe.com)