島津グループで受託分析を手掛ける島津テクノリサーチは、認知症の病型の診断補助用途となる「血中アミロイドペプチドMS測定サービス」を2022年4月1日に開始した。島津製作所が昨年発売した、少量の血液からアミロイドβを計測する医療機器「血中アミロイドペプチド測定システム Amyloid MS CL」を用いたサービスである(関連記事:“血液1滴”からアルツハイマー型認知症のバイオマーカー計測

出所:プレスリリース
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 脳内のアミロイド蓄積度合いの推定には、陽電子放出断層撮影(PET)や脳脊髄液(CSF)を用いる方法があるが、いずれも体への負担が大きく、実施できる施設も限られている。今回のサービスでは、わずか0.6 mLの血漿により測定が可能という。

 測定結果は「認知症に関する脳脊髄液・血液バイオマーカーの適正使用指針」に沿った取り扱いが必要になる。認知症専門医がいる医療機関や認知症疾患医療センターに指定されている医療機関での使用を想定している。


(タイトル部のImage:monsitj -stock.adobe.com)