MICINは、スマートフォンを介して患者が生体音の一つである呼吸音を取得する医療機器プログラムを開発した。このほど、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に医療機器としての薬事承認申請を実施した。

 今回申請した医療機器プログラムは、オンライン診療に活用するためのプログラム。オンライン診療では、ビデオ通話越しでの問診に加え、患者の表情、動作、音声や、オンライン診療システムと連携したアプリやウエアラブルデバイス、医療機器から収集するデータなどの情報をもとに診察が行われる。一方で、聴診、触診などオンライン診療では取得ができない情報も存在する。

 そこで同社は、付属のデバイスを用いずにスマートフォンによって患者の呼吸音を取得しオンライン診療に活用できるプログラムの開発に取り組んだ。今回は同社として初めての医療機器プログラムになるという。既に2020年8月に第二種医療機器製造販売業許可を取得し、医療機器製造業登録を行っていた。

 なお、同社は2016年にオンライン診療サービス「curon(クロン)」の提供を開始。現在、導入医療機関数は5000施設を超えているという。


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