また、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のAlejandra Casillas氏は、「デジタル技術を使った患者向けサイトなどのサービスの多くが、英語を話す人の利用を想定して開発されており、その時点で既に一部の患者が置き去られている」と解説。そこに新たな技術が導入されると、さらに格差が広がる可能性があるとの見方を示している。

 Casillas氏は、「医療サービスが行き届いていない地域に暮らす患者にとって、遠隔医療は素晴らしいツールになり得る。しかし、いまだ全ての人が利用できるようなシステムにはなっていない」と述べている。このような問題の解決策として同氏は、患者の中にインターネットを利用できない人もいることを臨床医が認識すること、および、インターネットをより多くの人が利用できるよう政策立案者がアクセスの改善や料金の引き下げに取り組むこと、という2点を挙げている。

[HealthDay News 2020年11月4日]

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