米NYUランゴン・ヘルスのハッセンフェルド小児病院で自閉症スペクトラム障害研究および臨床プログラムのディレクターを務めるMelissa Nishawala氏は、「この研究結果は、小規模研究による予備的なものであるとはいえ、有望だ。私が実際に目にしてきたものとも一致する」と評価する。そして、「この研究は、サービスアニマルやセラピーアニマルではなく、家庭で家族として扱うペット(コンパニオンアニマル)に関するものだ。それゆえ、結果に興味を抱いた家庭が実際に試してみることは可能だ。その際は、この研究がロードマップとなってくれることだろう」と話している。

 米エール発達障害クリニックのディレクターであるJames McPartland氏も、ペットはASDの子どもの気持ちを落ち着かせ、責任感を養わせるのに役立つと話す。ただし、ペットを飼うことには大きな責任が伴う点を注意点として指摘する。同氏は、「実際にペットを飼ってみて、思っていた以上に大変だと感じる人は多い。それゆえ、保護動物を引き取る前に、自分の家庭で本当にペットの面倒をきちんと見ることができるのかをよく考える必要がある」と述べている。

[HealthDay News 2021年1月19日]

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