武田薬品工業は5月29日、パーキンソン病患者を対象に、腕時計型デジタルデバイスと症状管理アプリによる在宅モニタリング、オンライン診療・オンライン服薬指導などを組み合わせたプラットフォームを構築し、臨床研究を神奈川県下で始めると発表しました。

 臨床研究は神奈川県と連携し、3医療機関、3調剤薬局が参画。30例を対象に1カ月間対面診療と対面服薬指導を行った後、3カ月間オンライン診療、オンライン服薬指導および処方薬搬送を行うというもの。振戦やジスキネジアなどパーキンソン病に伴う運動症状を、Apple Watchと専用アプリ「モニパド」で自動計測し、医師と薬剤師がそのデータを基に適切なオンライン診療・服薬指導を行うことで、在宅でも安定した疾病管理が可能になるとしています。

 また、Apple WatchやスマホなどのデバイスはNTTドコモが貸与、オンライン診療システムはインテグリティ・ヘルスケアの「YaDoc」を用い、薬剤の配送は医薬品卸のメディセオが、システム設計やデータ管理・分析はデロイトトーマツコンサルティング合同会社、セールスフォース・ドットコムが担うなど、様々な企業が参加。自治体・異業種連携による次代地域包括ケアシステム構築のモデルケースとしても今後注目です。(大滝 隆行=Beyond Health)


以下では、2020年5月25~29日に配信されたプレスリリースの中から編集部がピックアップしたものを【ビジネス】【プロダクト/サービス】【要素技術】に分類しました。各項目をクリックすると、それぞれのプレスリリース(WebサイトやPDFなど)に移動します。

【ビジネス】

【プロダクト/サービス】

【要素技術】

(タイトル部のImage:monsitj -stock.adobe.com)