キユーピーは、一般向け「がん予防サービス」の事業化に向けた取り組みを東京家政大学と共同で開始すると発表しました。同社では食でがんを予防する研究を2013年に開始、2018年には将来の発がんリスクを判定する研究を始めていたといいます。具体的には、(1)血液中のマイクロRNAの発現量と将来がんになるリスクの関係性、(2)特定の食成分の摂取によるマイクロRNAの発現変動、の2点を明らかにすることで、がんを予防しようとする研究とのこと。

 事業化に向けては、がんの増殖や転移に深く関わっている分子である血液中のマイクロRNAを早期かつ安価に測定する装置が必要。そこで、東京家政大学とヨコオが共同で開発した超高感度の遺伝子測定技術を利用し、がんやその他の疾病発症リスクの判定を目的としたマイクロRNA測定装置開発の共同研究を、ヨコオの協力を得ながら進めるとしています。

 マイクロRNAを利用したがんのスクリーニングは、様々な取り組みが進み注目を集めている分野です。食の視点を加味した今回のアプローチの行方は、今後要注目です。(小谷 卓也=Beyond Health)


以下では、2020年6月29~7月3日に配信されたプレスリリースの中から編集部がピックアップしたものを【ビジネス】【プロダクト/サービス】【要素技術】に分類しました。各項目をクリックすると、それぞれのプレスリリース(WebサイトやPDFなど)にリンクいたします。

【ビジネス】

【プロダクト/サービス】

【要素技術】

(タイトル部のImage:jeancliclac -stock.adobe.com)