緊急事態宣言が発令された直後、休業要請に応じない店舗名を公表した自治体がありましたが、NTTデータ経営研究所(東京都千代田区、代表取締役社長:柳圭一郎氏)が行ったオンライン実験の結果によると、ネガティブで懲罰的な情報はかえって人々の協力的行動の意欲を低下させるそうです。

 トイレットペーパーの買い占めについても、「毎週火曜、金曜日に入荷があり、供給が不足することはございません」といった具体的指針情報は、「ご購入はお一人様お一つまでとさせていただきます」といった購入制限よりも多くの人にトイレットペーパーの購入を志向させる結果に。前者は他人がトイレットペーパーを求めていることをより具体的に想像させてしまい、結果的に自身の購買動機を高めてしまうこととなったのではないかと考えられています。

 NTTデータ経営研究所では、今回のような危機においてそうした人間の特性を考慮した「本当に人を動かすことのできる施策」を科学的にデザインする力が、行動変容施策を検討する意思決定者に求められているとし、エビデンスに基づく効果的な施策を支援する「行動デザインサービス」の提供を開始しました。新型コロナとの闘いが長期戦の様相を呈し、各地の首長の一挙手一投足が注目を浴びる中、その需要はありそうです。(大滝 隆行=Beyond Health)


以下では、2020年8月3~14日に配信されたプレスリリースの中から編集部がピックアップしたものを【ビジネス】【プロダクト/サービス】【要素技術】に分類しました。各項目をクリックすると、それぞれのプレスリリース(WebサイトやPDFなど)に移動します。

【ビジネス】

【プロダクト/サービス】

【要素技術】

(タイトル部のImage:monsitj -stock.adobe.com)