NTTは、生体音を遠隔に伝送するシステムの開発を発表しました。対象者が検査着を着用すると、音響センサーが各部分の生体音をとらえ、送信端末を通じて遠隔にある受信端末に送信。受信端末を操作することで、対象者の身体の各箇所の生体音を聴取したり記録したりすることができるとのこと。

 本システムが医療用として実用化されれば、遠隔での聴診(テレ聴診)が可能になるとNTTは説明しています。同時に、様々な場所の生体音を同時かつ高音質で収集する機能を持つことから、日常生活におけるセルフケアに向けた新たな技術の開発にも役立つとの展望も。例えば、聴診しながら体の状態を頭の中に詳細にイメージするという熟練した専門医の技能に着目し、体の各部分でとらえた音から体の状態を動画で表現することを目指しているとのこと。

 健診や医療の現場で長年にわたり活用されている聴診のイノベーションとしては、シェアメディカルが手掛ける聴診器デジタル化ユニット「ネクステート」なども既に Beyond Healthで紹介しています。この領域には今後も様々な動きがありそうです。(小谷 卓也=Beyond Health)


以下では、2020年11月16~19日に配信されたプレスリリースの中から編集部がピックアップしたものを【ビジネス】【プロダクト/サービス】【要素技術】に分類しました。各項目をクリックすると、それぞれのプレスリリース(WebサイトやPDFなど)にリンクいたします。

【ビジネス】

【プロダクト/サービス】

【要素技術】

(タイトル部のImage:jeancliclac -stock.adobe.com)